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北朝鮮は核兵器を保有しているの?ミサイル射程ってどのくらい?核を搭載したミサイルは日本に飛んでくるの?をわかりやすく



アメリカの科学国際安全保障研究所が北朝鮮で最大30個の核兵器を保有している可能性があるということを発表しました。
今回は北朝鮮の核兵器についてと本当に核ミサイルは日本へ飛んでくるのかというニュースをわかりやすく解説したいと思います。



「科学国際安全保障研究所」というのはアメリカのシンクタンクですね。
シンクタンクというのは様々な専門家を集めて、調査や研究を行って政府や企業に助言を行う調査研究機関のことを言います。
要は北朝鮮の核について研究や調査をしている機関です。

この機関が日本の射程内に落とせる核ミサイル「ノドン」を数個保有している可能性があると指摘しました。

まず北朝鮮にはこのようなミサイルがあります。

■スカッドミサイル
■ムスダン
■テポドン2
■大陸間弾道ミサイル
■ノドン

これらの名前は正式な名前ではないです。
というのは、北朝鮮ではこのミサイルをどのように呼んでいるかは不明なんです。

例えばテポドンなんかはアメリカ軍が北朝鮮を偵察した際に初めて新型のミサイルを発見し、ミサイルを発見した場所がテポドンだったのでこのような名前が付いているだけなんですね。

じゃあ、このようなミサイルの射程範囲はどのくらいかといいますと(これは本当にこの距離飛ぶのかは正しくは不明です。)、このくらいです。

■スカッドミサイル・・・1000キロ
■ムスダン・・・4000キロ
■テポドン2・・・6000キロ
■大陸間弾道ミサイル・・・(不明。アメリカ本土まで届く?)
■ノドン・・・2000キロ

距離にしますと例えばムスダンであれば日本は完全に射程範囲内に収まってしまいます。

では、ミサイルの射程距離はわかりましたが、核についてはどうでしょう?
よく「核ミサイル」と聞きますが、これは「ミサイル」に「核」を搭載したものを言います。

つまり、ミサイル単独だけではただのミサイルになってしまいますし、「核」単独では意味がありません。
ミサイルに核を搭載して飛ばして相手国で爆発してようやく威力を発揮するのです。

日本にも広島、長崎に原子爆弾が落とされましたが、あれも飛行機に核を搭載して落としましたよね。

ちょっと下の画像を見てみましょう。
金正恩最高指導者ととりまきがなんやら話をしていますが、この中央に丸いボールがあります。



これが北朝鮮が開発した核の大きさと言われています。
ですが、本当にこの大きさの核を開発したのかはわかりません。

このような大きさのものを開発している段階ですよと言っているのかも知れないですし、最終的にこの大きさのものを作りたいと話しているのかもしれません。
世界に脅威を示すために、わざとこのような写真を撮っているだけかもしれません。

いずれにしましてもミサイルに核を載せなくてはならないのですが、そこには核の大きさと威力が関係してきます。

写真のような大きさであればミサイルで飛ばすことは可能です。
しかし、核が小さいので威力はさほど出ません。

逆にもっと大きな核の場合は威力があっても、重くなってしまうのでミサイルで遠くに運ぶことができません。
ですから、最終的にどのくらいの大きさの核を持っているのかが不明ですので、核兵器の威力や核を搭載したミサイルの飛距離はよくわからないのです。

「科学国際安全保障研究所」の言う通り、核は持っているかもしれませんが、ミサイルに搭載して飛ばす技術部分がなんとも言えないのが今の状況ですね。

では核ミサイルは日本に飛んでくるか?の肝心の話ですがこれは本当に微妙な所です。

先程言いましたように、北朝鮮自身のミサイルに核を搭載する技術の話もあるのですが、日本やアメリカの防衛技術も関係してくるからです。

仮に北朝鮮が核ミサイルを飛ばしたとしましても、日本やアメリカではそれを迎撃するミサイルを保有しています。

日本では「PAC-3」や「SM-3」というミサイルを持っています。
専門家の間では議論が交わされており、迎撃可能という人もいれば迎撃が難しいという人もいますが、「PAC-3」の実験では83%、「SM-3」は89%ほどだったと言われています。

また、アメリカでは原子力空母(カールヴィンソン)やミサイル駆逐艦、巡洋艦、原子力潜水艦が北朝鮮に向けて出向しています。
これらも強力なミサイル迎撃システムを備えています。

核ミサイルが飛んできたとしても、打ち落とされてしまうのがやはり現実的なようです。
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[ 2017/04/30 19:33 ] 宗教・戦争のお話 | TB(0) | CM(0)

なぜ最近になって北朝鮮とアメリカの仲が悪くなっているのかわかりやすく理由を教えて下さい。



ここの所、急激に北朝鮮とアメリカの関係が悪化し、どうやら本当に戦争が始まるような可能性もでてきました。
なぜ最近になって急激にこのように悪化しているのでしょうか?今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。

20170415062800028.jpg

少し前に、朝鮮戦争についてお話ししましたが、再度簡単に復習をします。
朝鮮半島を巡って北が北朝鮮、南が韓国と北緯38度線を境に別れ戦争になりました。

1950年に始まった朝鮮戦争です。

北朝鮮は中国が支援(ロシアも物資の支援)、韓国は連合軍とよばれるアメリカとイギリスが支援して戦いました。

しかし1953年に戦争は一時休戦となったのですが、この戦争は現在も続いています。

北朝鮮は軍事国家です。
現在の北朝鮮最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)は世界に軍事力をアピールし、ミサイルを飛ばしたり核兵器の開発を進めています。

日本や韓国でもこの事に批判をしていますが、アメリカももちろん批判していました。
しかし、オバマ大統領時代はこの様に北朝鮮が軍事力をアピールしても強い態度には出ませんでした。

何故なら「戦略的忍耐」という作戦をしていたからです。
戦略的忍耐とは北朝鮮が核開発を放棄するまで、いくら北朝鮮がアメリカの関心を引こうとしても無視するという政策です。

北朝鮮がミサイルを飛ばしたりしてアピールするのは、アメリカが北朝鮮との協議をして、何らかの支援をさせるために行っています。
(また、北朝鮮の兵器を見せつける事によって、どこかの国が北朝鮮のミサイルを買うようにアピールしているのもあります。)

ただ、アメリカ側は完全に無視を決め込んでいますし、最初から北朝鮮と協議する気はありません。
北朝鮮としては、このような行動が頭にくるのでミサイルを飛ばしたりして挑発を繰り返し協議に持ち込むようにしているのです。

しかし、この無視をしていた作戦の結果、北朝鮮は核兵器の能力を上げ、今では核兵器を所持する国となってしまったのです。

この作戦は完全に失敗でした。
結果としては何もせずに傍観しているだけの行動となってしまったからです。

オバマ大統領に代わり今度はトランプ大統領が北朝鮮問題に取り組む事になりました。
トランプ大統領はこの戦略的忍耐の作戦に対してかねてから否定をしておりました。

ではトランプ大統領はどんな作戦を考えていたかといいますと、こんな作戦を考えていました。

「力による平和」

つまり武力を使って平和を手に入れるやり方です。

オバマ大統領の時と変わって過激な方法ですね。
ですからここにきて急激に北朝鮮とアメリカの悪化が目立つようになったのです。

20170417085233414.png

仮に戦争が始まった場合はどうなるか?
これは難しい所ですがいろいろなケースが考えられます。

ケース1. ロシア中国が支援する場合
ロシア中国が北朝鮮を支援して戦う事になりますとこれは一番ヤバイケースです。
第3次世界大戦となり恐ろしい戦いになります。

ケース2.ロシア中国が傍観するだけ
北朝鮮だけが単独で戦うケースですが、どう考えても北朝鮮が勝つとは考えにくいです。
ですから北朝鮮の最終手段である核兵器を使うことのは大いにありえます。

これらは簡単なケースとして上げましたが、アメリカと北朝鮮が戦争をした場合に日本がこのまま戦争に巻き込まれないで済むケースは難しいでしょう。

アメリカが戦争を始めた場合は何らかの支援をしなくてはなりません。
おまけに日本ではアメリカの様に仲が良い国が攻撃された場合は集団的自衛権を行使して戦う事になりました。

アメリカと北朝鮮の戦争に関しては日本にとって対岸の火事では済まされません。
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[ 2017/04/16 08:19 ] 宗教・戦争のお話 | TB(0) | CM(0)

スウェーデンで徴兵制が復活したというニュースをわかりやすく解説してください。


スウェーデンが情勢の変化を受けて徴兵制を復活させることになりました。
今回はこのニュースを詳しく解説していきたいと思います。

20170304064255ade.jpg

徴兵制度は国家が国民に対して強制的に兵役を義務付ける制度です。

世界には兵役を務めなくてはならない国がたくさんあります。
どのくらいかといいますと大体半分くらいの国で徴兵制があります。思っている以上に多いですね。

ただ、この徴兵制度は少しずつ廃止されたり、宗教や家庭の事情といった事で免除になったりと緩くなって来ているようです。

日本でももちろん戦前は徴兵制がありました。
第二次世界大戦では「臨時召集令」と呼ばれる、いわゆる赤紙が交付され、交付された人は戦争へ行かなくてはなりませんでした。(戦後に廃止されています。)

韓国では19歳から29歳の間に2年間の兵役があります。
今は韓流ブームではないので流れませんが、日本が韓流ブームだった時は韓流スターが兵役のために一度芸能活動を中止するという話題が上がったりしていました。

タイではなかなか面白いです。
くじ引きで空軍、海軍、陸軍、そして免除者が決まっていきます。
海軍がその中でも一番キツイので海軍だけは嫌がるそうですね。

さて、日本では現在徴兵制というものがありませんが、徴兵制を設けている国、設けていない国の違いは何でしょうか?

それは、「強力な軍隊を持って自分の国を守っていかなくてはならない」と危惧しているかしていないかです。

日本は昔から他国から攻められた歴史がほとんどといってよいくらい皆無の国ですので、あまり理解できないかもしれませんが、多くの国では他国から侵略された歴史を持っています。
その為、自分の国を守るという意識が非常に強いのです。

今回ニュースに上がっているスウェーデンも同じです。

スウェーデンと言えば「中立国」として有名です。どこの国の見方でもありませんという国ですね。
しかしながら、スウェーデンではかつて戦争によって、辛酸をなめるような結果となっていたのです。

例えば1700年から1721年にかけて行われた大北方戦争(だいほっぽうせんそう)という戦争が行われました。
しかし戦いに負けてロシアにバルト海の東・南岸の大部分を奪われてしまいました。

1808年から1809年に行われたフィンランド戦争もそうです。
この戦争後にロシアと講和条約(戦争を終わらせるための条約のことです)を結びましたがロシアへと広大な領土を譲り渡すことになってしまいました。

こういった経緯もあり、スウェーデンでは自分の国を守るために、そして世界の中立国であるとして強力な軍事力を必要として徴兵制を取っていました。
しかし、その後2010年に徴兵制度は廃止されていたのですが、今回徴兵制度がふたたび復活されました。

原因はロシアです。

今までの歴史を見てきたとおり、ロシアとスウェーデンはあまり仲がよくありません。
2013年にはロシアは軍事演習を行いましたが、スウェーデンの核攻撃を想定した軍事訓練もしています。

また以前(2014年)にロシアがクリミアを侵攻した事からも、スウェーデンは非常にロシアを警戒しています。
軍事費も2014年だったころは5800億円だったものが2015年には6000億円、これから2020年までには7500億円ほどの予算を設けています。

自分の国を取り巻く環境というのが非常に変わってきているのです。

こういったことで、スウェーデンで来年2018年から徴兵制を復活させて、国民を兵役につかせることとなったのです。
来年1月には4000人が兵役につく予定となっています。

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[ 2017/03/04 06:45 ] 宗教・戦争のお話 | TB(0) | CM(0)

アメリカのジョージタウン大学が奴隷の人身売買をしていたニュースをわかりやすく教えてください。


この大学はアメリカのワシントンD.C.の近くにある、ジョージタウンと言う町の中にある大学です。

ジョージタウン大学


日本にある東大よりもレベルの高い大学です。
多くの政治家や外交官を輩出してきまして、大統領選で話題になっている、ヒラリー・クリントン氏の夫、ビル・クリントン元大統領もここの大学出身です。

1789年にこの大学はカトリック教とイエズス会の大司教(その宗教の中で偉い人)によって創立されました。
イエズス会と言いますのは、カトリック教とキリスト教の「男子修道会」のことです。

この大学は過去にメリーランド州と言う場所にあるの農園で黒人の奴隷を働かせて、農産物による利益を大学の資金として補填(ほてん)していました。
しかし、1838年に大学の資金難の為、黒人奴隷272人をルイジアナ州の農園に売り払ったことがわかりました。

なぜ判明したのか?
といいますと、この大学外で有識者(専門家といった、知識の広い人達のことです。)を集めて、この大学の歴史を研究したのです。
そんな折、このような歴史が出てきたのです。

黒人奴隷の身元272人は全て判明しており、売った金額もわかりました。
その金額は現在の価値で約3億4000万円といわれています。

当時、大学で黒人の奴隷を所有しているというのは、実はかなりあったようです。(明るみには出てはいませんが)
現在のハーバード大学、コロンビア大学なんてのも奴隷がいたようです。
時代的にもまだまだ黒人差別なんてのは当たり前ですし、奴隷というものが濃厚な時代でもあったわけです。

ここの学長が、このような背景を知り、謝罪を先日行ったのですね。
そして、この判明している272人の黒人奴隷の子孫だった方に、無償で大学を入学させるよう優遇をいたしました。
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[ 2016/09/05 06:33 ] 宗教・戦争のお話 | TB(0) | CM(0)

反ナチス法によって元ナチス兵士が捕まってしまうニュースをわかりやすく教えてください

アウシュビッツ元看守に禁錮刑5年というニュースがありますね。

第二次世界大戦中のナチスドイツが行った政策は、みなさんはご存知かと思います。
特にユダヤ人の迫害については、目を背けたくなるような内容です。

第二次世界大戦から約70年以上も経ちますが、そんなドイツでは未だに当時ナチスに関わっていた人物、特に残虐な行為に加担した人物は逮捕されます。
今回のニュースでもありますように、現在は94歳のアウシュビッツの元看守、ラインホルト・ハニングという方が逮捕され、禁錮5年の刑を受けることになりました。
彼は1943~44年にかけまして、ポーランドにあったアウシュビッツ強制収容所でおよそ17万人の殺害に関与した罪に問われています。

みなさん倫理的にどうなのだろう・・・?と思った方もいるかと思います。
その当時は20歳くらいで、命令に従わなければ殺されるような状況下。そして戦争が終わって70年以上も経って94歳で逮捕される。
当ブログでは、その倫理的な問題について討論するようなブログではないので書きません。

そういったわけで、「今現在のドイツの法律ではナチスに対してどのように対応しているのか」という法律の視点から話を進めていきましょう。

ドイツでは「反ナチス法」という法律があります。
この法律はドイツ国民にとっては非常に重要な法律です。かつてのナチスのような状況下にならないために作られました。
1979年に登場した法律です。

この法律はナチスを称えたり、宣伝をしたりすることを禁止するものです。
例えば、有名な「ハイル・ヒトラー」と言いながら手を上げる行為、これは法律に触れてしまいます(間違ってもドイツに行って冗談半分でやらないようにしましょう)
その他、有名なナチスのシンボルマーク「逆まんじ」のマークはもちろんのこと、省略記号もダメです。
例えば「SS」とか「NS」という省略記号ですが「SS」といいますのはナチス親衛隊を表します。
「NS」といいますのはナチズムと表します。だから使うことは禁止です。

そして、何よりもナチスへの言論の自由は認められていません。
否定したりすることは問題ありませんが、「ナチスはすばらしかった」などと言ったような場合は刑務所送りとなります。

国自体も毎月、欧州各国に向け謝罪の言葉を述べるようにしていますし、教科書には必ずナチスのことが書かれています。
賠償金もこれからも払い続けると言う信念です。と、いいますのはこのようにするよう義務付けられているからです。

国民ももちろん、このナチスという過去の過ちを反省し、憎んでおります。
とにかくナチスというのはドイツ国民にとっては「タブー」なわけですね。

こうしてドイツの法律や国民性からみて見ますと、先ほど94歳で逮捕された倫理観も、「この国では仕方ない」ような気もします。

さて、今回のように虐殺などに加担したとされる人物が戦後何年かして捕まった例はけっこうあります。
例えば有名なのは「アドルフ・アイヒマン」という人物です。

彼はユダヤ人の強制収容所へ移送する中心的人物でした。
戦後にアルゼンチンに逃亡していましたが、1960年に捕まり、裁判が起こされ、死刑判決が下り絞首刑となりました。

今回のニュースは、ドイツの元ナチスへの法律からニュースを見てみました。
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