アメリカに不法移民した親子の引き離し政策を停止したニュースをわかりやすく解説して下さい



アメリカのトランプ大統領が不法移民した親子の引き離し政策について停止する、大統領令に署名しました。

今回はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。

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アメリカは1776年の建国からずっと移民を受け入れて発展して来た国です。

もともとアメリカには先住民がいましたが、そこにイギリス人が移り住み独立をしました。(つまり移民)

それからゴールドラッシュ(金を発掘するブーム)などが起こりヨーロッパやアジアなどから次々に移民して来ました。

みなさんもご存知のタイタニック号もアメリカに移民する目的で乗って来た人達が沢山乗船してたんですよ。

現在のアメリカ国民は3億人ほど。
そのうち、仕事をする為の就労ビザや留学の為の留学ビザを取得して住んでいる方は4千万人ほどいます。

この方達は当然問題ありません。

しかしその裏でアメリカには1000万〜1200万人以上の不法移民がいると言われてるのです。

なぜ不法入国してくるのかと言いますと仕事を得る為だったり、自分の国が貧しいので豊かなアメリカにチャンスを求めて渡って来るのです。

どのような国から不法に移民してくるかと言いますとこんな国からです。

・メキシコ
・エルサルバドル
・ブラジル
・韓国
・インド

この中で最も多い国はメキシコです。
おおよそ65万人以上はいるとされていますが、詳しくはあまりわかってはいません。

アメリカに不法に入国する事はとても大変です。
例えばアメリカとメキシコの間では国境警備隊がパトロールしています。

国境警備隊が比較的少ない所は見渡す限り砂漠だったりと徒歩で渡るには危険な所です。見つかれば強制送還ですし、銃で撃たれる事もあるそうです。

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何とか見つからずにアメリカに入国出来たとしても、アメリカンドリームを掴める人はほぼいません。

なぜならまず彼らは社会保障番号も身分証もないので社会保障も受けられず、まともな職には就けないからです。

明らかに最低賃金を下回る給料で、重労働だったり皿洗いや農業従事者、工事現場などで働いているのです。もちろん文句も言えません。

ただ、不法移民が問題にはなっていますが、この様に不法移民の方が安い賃金で働く事によってアメリカ経済が支えられている事も事実です。

さて、アメリカでは移民者に対してこの様にしてます。

●不法移民・・・アメリカ国民ではない
●不法移民者がアメリカで産んだ子供・・アメリカ国民

つまり、不法移民している人はアメリカ国民ではないですが、その不法移民者がアメリカで子供を産んだら、その子供はアメリカ国民としとるわけです。

アメリカは公立学校であれば高校生になるまで身分証を必要としないまま義務教育を受けることができます。

しかし身分証を受けた際に、実は親が不法移民だったという事がよくあるそうです。

また子供が小さい時に親が不法移民とわかってしまった場合は悲惨な事になります。親は強制送還されてしまい、子供がたった一人アメリカにとり残されてしまうのです。

取り残された子供は施設に収容されて生活をする事になります。

このようなケースで先月末までの6週間の間だけで2000人もいました。

下の写真はメキシコの国境で撮影された写真です。ホンジュラス出身の2歳の女の子の親がボディチェックされている母親を見上げて泣いています。

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ここ最近では親と子供を引き離すのは非人道的だという批判がアメリカ国内で高まっていました。

そういった反対運動もあり、ついに6月20日に親子を引き離して収容する措置をやめる大統領令にトランプ大統領が署名したわけです。

これが今回のニュースですね。
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2018/06/21(木) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

船の燃料は何が使われていますか?重油を使った船とLNGを使った船をわかりやすく解説して下さい




地球温暖化対策として、燃料をLNGに変えた船の建造が今後加速する事になりました。

本日はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。

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地球温暖化の原因は本当の所を言いますと「よくわからない」と言われています。
ですが、一般的な原因として二酸化炭素の増加によるものとされていますので、これをベースに話を進めて行きます。

世界中の海を走っている商船、大きなタンカーといった船の燃料は何が使われているでしょうか?

ガソリンではありません。

答えは重油です。

たまにタンカーなどが座礁して、ドロドロの黒い物質が海面に漂い、海鳥が真っ黒になってしまうのをテレビなどで見た人もいるかもしれませんね。

あれは船の燃料なんです。

重油ってなんだ?と言うことですが、重油は原油(地中から掘り出したもの。石油とも言います。)を精製して作られます。

原油は精製する工程で沸点温度(液体が沸騰し始める温度)の違いによって気化させてガソリンや灯油、軽油、重油と言った物を作ります。

沸点が一番低いのがLPガスです。
沸点は35度です。家庭用のガスに使われたりしています。

ガソリンは30度〜220度の温度の範囲でできます。
ハイオクとかレギュラーとか分けられますが、沸点温度の違いで精製していて作っています。

そして、LPガスやガソリン、灯油と言った物を作り、最後に残ったのが重油です。

重油は粘土質なんですが、粘り気によってもさらに分けられています。
A重油、B重油、C重油と分けられていて、大きなタンカーなどの船はC重油を使っています。

C重油は常温だと固まってしまうくらいの粘度です。価格はとても安いのですが、不純物が多く含まれています。

燃やすとそのような不純物が残ってしまい(スラッジといいます)、大きな船ですと一日に1〜2トンも出てしまます。また燃やした際に出る二酸化炭素の量も多く環境には悪いのです。

そこでLNGガスで動く船の建造を増やす事にしたのです。

LNGはメタンとエタンと言う天然ガスを液体化したものを言います。そのため「液化天然ガス」と言います。

天然ガスを持ち運ぶには冷却をして液体にしなくてはなりません。常温では気化してしまうからです。
また冷却しますと体積は気体の1/600程に小さくなります。

このLNGはマイナス162度と超低温にしなければいけないのですが、長い航海となると温度の上昇によって気化してしまいます。

この気化した部分を燃料として使用するわけです。

燃料として使用してもスラッグは出ないですし、重油よりも二酸化炭素の量が少ないので、環境には◯と言うわけなんですね。

船から出る温室効果ガスは、国連の専門機関で2050年までに排出量を半分にするという国際的な削減目標を設けられています。

ですので今後、世界の海運会社がLNGを使用するような対応を迫られます。

これが今回のニュースですね。
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2018/04/19(木) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

ロシアのスパイ暗殺事件未遂のニュースをわかりやすく解説して下さい



3月29日に、ロシア外務省がスパイ暗殺をめぐりロシアの外交官の追放をしたアメリカに、報復措置として今度はアメリカの外交官60人を追放する事を発表しました。

今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。



今年の3月4日(日本時間は5日)に二人の人物が何者かに暗殺されかけました。

ロシアの諜報部員(スパイの事ですね。)だったセルゲイ・スクリパリ氏とその娘さんであるユリアさんです。

二人はイギリスのソールズベリー地区という所の商業施設のベンチで倒れているのが発見されました。

セルゲイ・スクリパリ氏はロシアの情報機関に勤めていましたが、同時にロシアの情報をイギリスに提供していて、それがバレてロシアで禁固13年の判決が下りました。

つまりスパイ活動をしていたわけですね。

その後、2010年にアメリカとロシアでスパイの交換が行われます。

アメリカではロシアのスパイ10人を拘束していて、ロシアはスクリパリ氏を含む4人のスパイを拘束していました。

しかし、これによってロシアとアメリカの関係が悪化するのを恐れて、スパイの交換(交換して釈放をしました。)をして事態の収拾を図ったのです。

スクリパリ氏はその後にイギリスに住みますが、ここで事件が起きたわけです。

どのような手口で暗殺が行われたかはよくわかってはいませんが、二人にはノビチョクという神経剤が使われたと見ています。

ノビチョクは1970年代にロシアが開発した神経毒で「新人」と訳します。サリンより何倍も毒性が高い非常に危険な毒です。

そこで誰が暗殺未遂をしたか?という事で調査を進めて行くと、ロシアが行なった可能性が極めて高いとなったのです。

ロシアは否定をしていましたが、アメリカやEUはロシアが行なったと見て間違いないとして、自分の国にいるロシアの外交官を100人以上、国外追放してしまったのです。

これに対して今度はロシアが報復措置として、アメリカの米外交官60人を追放すると発表したのです。

暗殺されそうになった二人は回復傾向だという事です。

これが今回のニュースですね。
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2018/04/02(月) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

中国の習近平国家主席の任期が廃止された事をわかりやすく解説して下さい



中国の北京で開催された第13期全国人民代表大会で
国家主席の任期を撤廃する、憲法改正法案が賛成多数で選ばれました。

今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。




全国人民代表大会は「全人代」などと訳されますが、日本で言えば国会のようなものですね。

何をするかと言いますと憲法の修正したり、首相や国家主席という職務に任命したり、予算をどのくらい使うかなどを話し合ったり、決定したりします。

全人代は年に1回、3月に10日から2週間ほど開かれまして、国会議員が3000人ほど集まります。

3000人も集まったら話し合いなんてまとまらないんじゃ・・と思うかもしれませんが、共産主義ですからね。
国がこの方針で行くと決めたら大体その通りに国会議員も賛成したりするわけです。

ですが、一応賛成、反対の票は手元にあるボタンを押すと、電光掲示板に表示されます。(匿名にはなっているみたいですが、そこはわかりません。)

今回の全人代のメインテーマはブログの題名にもありましたように、国家主席の任期についてでした。

現在の中国国家主席は「習近平(シュウキンペイ)」さんですね。共産党に所属しています。

国家主席というのは首相よりさらに上の方です。
ちなみに現在の首相は「李克強(リコクキョウ)」さんです。

ちょっと話はズレますが、中国の共産党には二つの派閥があります。
一つは中国共産主義青年団。
もう一つは太子党(たいしとう)です。

中国共産主義青年団は一般の人が幹部に登りつめた人達の事を指します。
太子党というのは親が共産党の重要ポストにいて、そのコネ(表現が悪いですが)で入った人達の事を指します。

李克強さんは中国共産主義青年団でして、習近平さんは太子党ですので、二人には派閥があります。テレビで見ると二人の仲が悪そうに見えますw

習近平国家主席は2013年に国家主席となりました。

習近平さんの怖い所はトップに君臨しますと、それまで首相の仕事であったものをすべて自分の力の及ぶものに変えていったんです。

ですから、国家主席と言ってますがいろんな肩書きがあります。中央軍事委員会主席、中央外事指導小組組長、中央インターネット安全指導小組組長なんていう肩書きもありますね。

また、議員の中で蔓延して放置状態だった汚職を取り締まりまくって、逮捕したりクビにしちゃいました。

さあ、そんな国家主席の任期ですが、今までは1期5年で、継続したい場合は2期まで可能でした。(つまり10年経ったら交代)

この事は1982年に鄧小平(トウショウヘイ)さんが決めました。権力が一人の人物に集中されないようにする為です。

しかし、今回の全人代でこの任期を撤廃する憲法改正案が99.8%(3000人が投票し、反対票は2票、棄権票は3票)で賛成されたのです。

さらに憲法には習近平国家主席の思想まで含まれる事になりました。

この事で今後も習近平国家主席が最高指導者として君臨し続けるという見方が強まっています。

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2018/03/12(月) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

台湾と中国とアメリカの関係と台湾旅行法ができる事で起こる摩擦をわかりやすく解説して下さい



アメリカ議会で台湾旅行法の法案が可決されました。

今回はこの法案がアメリカ議会で可決した事で、台湾と中国とアメリカがどのような関係になるのか、わかりやすく解説したいと思います。



まずは台湾旅行法って何だろうって話です。

台湾旅行法は簡単に言いますと、アメリカのお偉いさんでも台湾に行けるし、台湾のお偉いさんもアメリカに行けるよ!と言う法律です。

これはアメリカの議員さん達だけが賛成して法案が通ったという段階ですので注意が必要です。
(大統領が署名して、初めて法律として施行されます。)

で、もしこの法律が出来ればアメリカにいる行政上のお仕事をする方とか高官とか、議員さんといった地位の高い人と、台湾にいるそう言った方がアメリカと台湾間を渡航して会談する事ができるようになります。

え?そんな事が今までできなかったの?と思うかもしれませんが、・・できなかったんです。

しかもこの法律ができてしまうと、なんと中国がめっちゃ怒るんです。

なぜこんな事になってしまうのでしょうか?
それについては中国と台湾の関係を知ることでわかって来ます。

中国と台湾には溝があります。
なんで2つの国はあまり仲が宜しくないかということですが、中国の清の時代まで遡ります。

清は1616年から1912年まで現在の中国に存在していた国です。
清の最期の皇帝、ラストエンペラーの愛新覚羅 溥儀(あいしんかくらふぎ)は有名ですよね。

清はヨーロッパや日本と戦争を行い、負けてしまったので多額の賠償金を支払ったり、国の一部を奪われてしまいます。

清はなんとか増税して国を立て直そうとしますが、国民の一部は反乱を起こしたりしていました。

そんな反乱を起こした人物で有名なのが、皆さんご存知の「孫文」です。



孫文は清を潰して新しい近代国家を作ろう!と言う事で、「中華民国」を作ります。(辛亥革命(しんがいがくめい)なんて言います。)

そして中華民国に政治を運営する『中国国民党』という政党を作りました。
しかしながら中国国民党に対抗するもう一つの勢力がいました。

『中国共産党』です。
中国共産党はロシアの共産主義の考えを持った政党です。

中国共産党の代表は、これまた皆さんもご存知の名前、毛沢東です。



孫文と毛沢東の二人は考えが違いましたが、この二人が生きている間は仲はよかったのです。

しかし、孫文が亡くなりますと孫文の後継者である『蒋介石(しょうかいせき)』が中国国民党を引き継ぎます。



蒋介石と毛沢東は・・仲が悪くて、結局は『中国国民党』対『中国共産党』の内戦になりソビエト(ロシア)から武器を貰っていた中国共産党が最終的に勝利します。

さて、ここで台湾が出てきます。
台湾は第二次世界大戦中は日本の領土でしたが、戦争が終わりますと中華民国の中国国民党が回収して臨時政府を台湾に置きます。

先程もあったように中国国民党と共産党の内戦で、国民党は台湾に逃れたのです。

国民党が臨時政府を置きましたが、共産党も台湾まで攻めて来ようとします。
しかし、あとちょっとという所で国民党は共産党を食い止める事に成功するのです。

つまり中国の国民党は台湾を、中国の共産党は中国を統治していると言うのが現在も続いている構図となります。

中国に住んでいる方は台湾も全てが中国のものであり、「一つの中国」という考えがあります。
一方、台湾に住んでいる方にとっては、台湾は独立した一つの中国代表国だと主張しているのです。

両国の溝がわかった所で、ここにアメリカの台湾旅行法が関わってきますとどうなるか?という話に移ります。

実は台湾という国は多くの国から独立国として認められていません。(両国の関係性なども含めて日本も認めていないんですよ)

しかしアメリカは台湾との間に『台湾関係法』という法律が1979年に制定されています。
台湾を一つの国家として認めるという内容のものです。

この法律に加えて台湾旅行法というものができますと、

「何!?台湾は中国のものですけど!アメリカが政府の高官とか会うのは台湾じゃなくて中国なんですけど!勝手に外交関係とか築かないで欲しいんですけど!」

と中国は怒るわけなんですね。

アメリカが台湾旅行法を作ったのは、中国が近年海洋進出をしたり、中国とアメリカの貿易で赤字が減少しないなどの警戒感などで行ったと言われています。

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