企業の障害者雇用促進法についてわかりやすく解説して下さい



障害者の雇用が3割の企業で一人も雇用してない事がニュースとなっています。今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。



日本には『障害者雇用促進法』という法律があります。平成25年には新たに『改正障害者雇用促進法』が作られ、去年の平成28年4月から施行されています。

これは民間企業が積極的に障害者を雇用する義務の法律です。
一定数いる雇用数に対して障害者を2%を雇用する事が義務付けられています。(国や地方公共団体は2.3%、都道府県の教育委員会は2.2%)

具体的に言いますと、100人以上の従業員がいる場合に2人は障害者を雇用するようになっています。

障害者と言いましても、いろいろな障害を持った方がいらっしゃいます。従来は身体に障害を持った方が対象だったのですが、改正後は精神面でも障害を持った方(例えばADHDなど)も対象となっています。

やはり障害を持っておりますからなかなか仕事を上手に出来なかったりして、嫌な話ですが健常者とトラブルがあったりもします。

しかし、法律によって障害者を差別したり賃金を下げたりするような事は許されていません。

また、障害者の為に車椅子のスペースを設けたり採用試験では目が見えない方の為に音訳や点訳をするよう、努力義務があります。

努力義務と言うのは法律で罰せられる事はないですが、するようにして下さいというものです。でも普通に考えたら当たり前にしてあげる事ですよね。

企業が障害者を雇用した場合はには国からこのように給付金が出ます。
・100人以下の従業員が常にいる場合→1人につき21000円
・100人以上の従業員が常にいる場合→1人につき27000円

しかし、障害者を雇用してない場合は1人につき5万円を納付するような決まりになっています。

現在、全国の9万社の民間の会社で40万人ほどが務めております。

しかし、2%の雇用を守っている企業は全体で5割ほど、1人も雇用していない会社は3割です。
また全国には1000万人ほどの障害者がいらっしゃいますが、実は5%ほどの障害者しか働けていないのが実情です。

今回はこのような事がニュースとなっているのですね。
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2017/12/13(水) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

減反政策が廃止される理由をわかりやすく解説して下さい。



減反政策が来年から廃止される事がニュースとなっています。今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。



そもそもなんで減反政策なんてしていたんだっけ?という事ですよね。ちょっとお米の歴史について学んでみましょう。

江戸時代から大正時代の初めにかけては日本のお米の需要と供給は安定していました。
しかしその後、日本のお米需用量が極端に伸びます。

何故かと言いますと、この頃から一気に日本人の人口が増えると共に平均寿命も伸びて来たからです。そして米不足が起きてしまいます。

その後、第二次世界大戦になりますと食糧不足でますますお米が足りません。各地で闇米なんかが出回り、お米は非常に高価な物になってしまいました。

戦後も食糧不足に日本は悩まされますが、1942年にお米を政府が管理する『食料管理法』という法律ができます。

これは政府が一括で米の生産から流通まで全てを管理してお米の価格を安定させて国民に供給させる事です。

食料管理法は農家が生産したお米を市場の価格よりも高く一度政府が買い取ります。
そうすれば農家は豊作、不作も関係なく安定してお金を得る事ができます。

そして、国民には安い価格でお米を提供します。お米の需用は増えますが、お米の生産者も高い価格で政府が買い取ってくれますから生産量がどんどん増えていくわけです。

これで日本のお米の供給量と需用量は一時期安定するようになります。

が・・今度は問題が発生しました。

米が多すぎる・・。

高度経済成長を迎えますと日本の食生活が変わってしまいました。食の欧米化です。

外国から小麦などが大量に輸入され、お米の需要が減って行ってしまったのです。
こうなると政府がわざわざお米を高く買い取って安く売る意味がなくなりますし、政府が買い取ったお米は大量に余るだけでなく、財政がひっ迫てしてしまいました。

そこで政府は『減反政策』をおこなったわけです。

反というのは田んぼの事です。田んぼは一反、二反とか数えますよね。一反は20メートル×50メートルの面積です。

減反政策は農家さんに田んぼを減らして、代わりに別の作物を作ってもらったり、休耕(何も作らないで放置すること)などをしてもらいます。
また青刈りと言って、稲がまだ実らないうちに刈り取って貰うよう促す事です。

ただしこのような事をしてもらう代わりに国から奨励金を出すのです。
また、協力しないような地域にはペナルティーを課してお米がこれ以上生産できないよう、生産量の割り当てなどをおこなったのです。

確かにこの政策で日本から田んぼの面積は減りました。じゃあ米の価格は安定していったのでしょうか?

残念ながらお米の価格は下がり続けました。

日本人の食生活が予想以上に変わり過ぎて、さらに米の需要が減ってしまったからです。

まだまだ米が多いな〜と思ってる矢先、日本は1993年に記録的な冷夏となり、一転米不足となります。
そして市場の米の価格が上がり、タイ米とかが輸入されたりしましたよね。(私も食べましたが非常にボソボソして不味かった事を覚えてます。)

結局、政府はお米をコントロールする事ができなかったんです。

それで「食料管理法ってなんなんだよ!全然安定して供給してないし意味ないじゃないか!」という話になり、1995年に廃止されちゃったわけですね。

米不足も落ち着きを取り戻し、一方の減反政策はどうなったかというとこれは残りました。

何故ならもし減反政策をやめてしまった場合は、お米の市場価格が一気に落ちてしまうと考えていたからです。

また減反政策により、さまざまな補助金を貰って生活していた農家さんにとっては補助金が無くなると今度は生活ができなくなってしまうからです。(特に小規模の農家さんは深刻です。)

ただし、食料管理法がなくなってから少し事情が変わって来ます。減反政策が徐々に緩和され、ペナルティーがなくなったり、減反の配分が見直しされたのです。

それは農家さんの高齢化によって、お米の生産量も勝手に減って来ていましたし、もう政府がお米を管理する道理もありません。

そして、中にはお米を作りたいけど減反政策が邪魔でやり辛い!という声も上がりました。
そこで「もう生産者が好きにやっていけばいいんじゃないの?」という考えになって来まして減反政策が廃止される事になったのです。

今まで減反政策によって補助金を受け取っていた農家にとっては痛手ですが、減反政策が廃止される事によってチャンスが生まれる人もいて、考えは様々です。

今回はこのような事がニュースとなっているのですね。
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2017/12/01(金) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

薬害肝炎(C型肝炎ウイルス)問題とはなんですか?なぜ救済期限が伸びたのかもわかりやすく解説して下さい。



薬害肝炎救済法の被害者給付金の請求期限が2023年の1月まで延長する事になる事が決まりそうです。今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。



まず『薬害肝炎』とは何かという事ですが、字を見ますと薬による何かの害が起こったように見て取れますね。

この薬害肝炎とは輸血や出血しやすい病気の治療や予防薬として使われた血液製剤を患者さんに投与して引き起こされた病気です。

みなさんの中には献血の経験はあるでしょうか?(ちなみに私は献血でブッ倒れた経験があります。)

この献血された血はもちろんそのまま他の誰かに輸血する事ができません。
まずは集められた血は血液センターに運ばれます。

そして血液型検査から始まりさまざまな精密血液検査が行われた後に血液製剤が作られます。

まずどのような検査を行うかと言いますとこんな感じです。

・梅毒検査
・エイズウイルス検査
・B型肝炎ウイルス検査
・C型肝炎ウイルス検査
・ウイルスなどだけでなく血液の成分(ヘモグロビンとか白血球の数とか)
・・・など。

そして、これらの血液から『血液製剤』という物を作ります。
血液製剤というのは集められた血液を成分ごとに分離して人工的に作ったものです。

例えば血液に含まれる白血球や血小板の大部分を取り除いた「赤血球製剤」。
これは文字通り出血や赤血球が足りなくなったりした人に使われます。



また「血小板製剤」というものがあります。こちらは血液を止血する血小板だけを集めた血液製剤です。出血傾向のある方に使われます。



なぜこうして分けているのかと言いますと、血小板製剤だけが欲しいのに赤血球製剤も混ざっていたら赤血球製剤は無駄になってしまいますよね。

だから、それぞれを必要とされる患者さんの為に分けて作られているのです。(一応「全血製剤」という全部が混ざったものもありますがあまり使われません。)

さてこれら血液製剤を作る工程(特に検査)は超精密に行われています。

しかし、これは現代だからこその話です。
実はひと昔前はこの献血検査はそんなに精密には行われていなかったのです。

先程の検査項目の中に『C型肝炎ウイルス検査』とありましたね。実はこれが原因で今C型肝炎で苦しんでいる方が大勢いらっしゃるのです。

C型肝炎にかかりますと、全身がだるくなったりむくみや黄疸、そして肝硬変や肝臓ガンになったりする怖い病気です。

現在この病気に苦しんでいる方が国内で100〜300万人いるとされています。

何故こんなにも沢山の方がいるかと言いますと、先程申しました通り、昔は精密な検査がされておらず、C型肝炎ウイルスに汚染されていた血液製剤やフィブリノゲンという止血剤を投与されてしまったからです。

実は1964年にこの血液製剤が製造・販売されていた時には、C型肝炎(当時はまだ血清肝炎と呼ばれていました。)は血液から感染するというのは医学の中で既に知っている事でした。

しかしながら1994年9月になるまでC型肝炎を防ぐ為の処理や検査が全くとは言いませんが、不完全なままだったのです。

それを知っていながら血液製剤を販売していた製薬会社や国にも責任があり、また投与した患者が分かっているのに告知もしなかったという事で訴えたわけです。

そして2008年、ようやくこの訴えが認められ薬害肝炎被害者を一律救済する法案ができたのです。

しかし国内にはまだまだ救済されてない患者さんが多くいらっしゃいます。というのはC型肝炎は自分がなっているかどうか分かりにくいので、自覚していない患者さんも多くいるからです。

そういう事もあり、2023年の1月まで被害者給付金の請求を延長する事にしようとなっているわけですね。

今回はこのような事がニュースとなっているのです。
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2017/11/16(木) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

ヒルドイドは何故問題になっているのか、わかりやすく解説して下さい。



現在ヒルドイドが女性の間で流行り、問題となっております。
今回はなぜヒルドイドが問題になっているのかをわかりやすく解説したいと思います。



そもそもヒルドイドって何?という事ですが、これは保湿剤ですね。
実は私の知らないうちに何故かウチにもあって(子供に処方された?)使ってたんですが、肌の乾燥なんかに対して塗ったりしています。

ヒルドイドの主成分は『ヘパリン類似物質』といいます。私達の体内にはヘパリン(ヘパリン自体は肝臓で生成されて血を固まりにくくする物質です。)というものがあるのですが、ヘパリンと同じ様な働きをするので、類似物質と呼ばれています。

一般的な保湿剤には油分が入っていて、肌の角質を柔らかくしたり保湿を保つだけなんですが、ヒルドイドの場合はちょっと違います。

こちらは肌の再生や修復をしてくれて、かつ潤いを与えて保湿をしてくれるという確かに優れた薬なんですね。

ですから火傷や乾燥、霜焼けにも効果がありますし、肌のシワにも効果が期待できるわけです。
で、ここからが何故ヒルドイドが問題になってしまってるかです。

このヒルドイドを使用した女性の一部や雑誌などで、効果な美容液を買うよりヒルドイドを利用した方が安いし美容効果があると話して流行ったわけです。

このヒルドイドは普通に市販されているわけではなく、医師の処方によって購入する事しかできません。従ってお医者さんに出向いて、薬を出して貰わなくてはなりません。

医者に行きますと私達は持参した保険証によって自己負担額が3割で済んでしまいます。(年齢によって負担額は変わりますが、基本的には3割です。)

大体ですが、ヒルドイド1本が保険証の適用により、1500円程で手に入れる事が可能のようです。

購入する側としては確かに高い美容液を買うよりは安く手に入れられますのでお得ではあるのですが、問題は保険を適用しているという事なのです。

日本の医療費は年間40兆円を越す膨大な金額です。
何故なら高齢化社会により、お年寄りの医療費が莫大になってしまっているからです。

75歳以上のお年寄り、一人につき年間93万円。
全医療費の3分の1以上が私達の税金によって賄われているわけです。

もちろん私自身も将来この仲間入りです。

このままでは将来完全に日本はアウトなんですが、実は未だ解決策さえありません。

この時に健康な方がむやみに処方をしてもらいますと、将来本当に必要とする時の医療費がなくなってしまうという事で問題になってるわけです。

ここはやはり女性には自制してほしいものですね。

今回はこの様な事がニュースとなっているのです。
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2017/11/08(水) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

ノーベル物理学賞の重力波観測とはどのような事かわかりやすく解説して下さい



2017年度のノーベル物理学賞は重力波の研究が選ばれました。今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。



重力波は100年前にアインシュタインがこの存在の予測をしました。
しかし、検証するには困難だとして「あるだろうなぁ〜」だけにとどまりました。

というのは重力波をしっかりと観測するには大きな実験施設や極めて分かりにくい変化をとらえなくてはならないからです。

重力波とはいったいなんだろうか?
という事ですが、重力波は重力の波と書きますね。

池の水に石を投げると石が沈んでいくと共に、水が下の方へ沈み波をうって広がります。(波紋(はもん)といいます)
これを宇宙で言いますと水が宇宙空間です。
石は重力の高い星です。

宇宙空間を平坦な空間として考えるのは難しいんですがとにかくそう考えて下さい。

そこに質量の重い星(重力が強い星)が爆発したり、星と星どうしが引き合ってくっついたりする運動が起こった場合に巨大なエネルギーが生まれて宇宙空間にまるで水のように歪み波が起こり、時間的な変化が現れるのです。

この重力波の検出のために作られた機械がLIGO(ライゴ)、レーザー干渉計重力波観測装置です。
LIGOはアメリカにある世界で一番精度の高い観測装置です。
日本にも似たような検証機、KAGRAと言うものがあります。




観測するためにはLIGOでは長さ4キロメートルのL字型に交差する2本のパイプにレーザー光線を走らせます。

パイプの両端には鏡が付いていて、その中に光を通すのです。そして、それぞれの光の線が往復するわずかな時間差を測ることで重力波をとらえます。

とにかく、光の届く時間差の変化によって重力波を観測するのですね。



しかしながらこのような観測装置を作ったとしてもまず星が爆発するか星同士が合体する現象が起きなければ観測ができません。
まず、この現象がめったに起こりません。

もっと遠くの銀河にあるそれらの現象をとらえる事が出来れば、もう少し多くの観測ができるでしょうが、世界一の感度を誇るLIGOでも一ヶ月に一回の頻度ぐらいでしか観測できないらしいです。

しかし観測したからといっても簡単に公表できません。何故ならそれが本物のシグナルかどうか検証しなくてはいけないからです。
公式発表とするには5ヶ月くらいになります。(現在、公式発表で4度ほど確認しています。)

ところで、この研究によって何がわかるのか?と言う事ですよね。

●アインシュタインが唱えた一般相対性理論が正しいのかどうかが検証できます。
●宇宙がどのくらいのスピードで膨張しているか。
●ブラックホールなどがいつどこで起こったかがわかる。

などです。
まあ、こう言ってはなんなんですがあまり私達の生活には役立ちそうにはな・・いや、研究というのはそういうものなのかもしれません。

ノーベル物理学賞はアメリカのマサチューセッツ工科大学『レイナー・ワイス名誉教授』、カリフォルニア工科大学『バリー・バリッシュ名誉教授』、『キップ・ソーン名誉教授』が選ばれました。

今回はこのようなことがニュースとなっているのです。
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2017/10/05(木) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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