フランスで大規模なテロによりまして、多くの犠牲者が出ました。
まずは哀悼の意をささげます。
どうして今回のテロはフランスが狙われたのでしょうか?
現在ISIS(イスラム過激派組織)とに空爆している国、または支援している国は何ヶ国あると思いますか?
テレビではやはり空爆を実施している国をメインで放送されますから、ロシア、アメリカなどが取り上げられますが、
この空爆している、もしくは空爆の支援している国はたくさんあります。
今回の標的となった国、フランスから、その他・イギリス・トルコ・オーストラリア・イタリア・ポ-ランド・・・etc
もちろん日本も協力している国の一つです。
これは2014年9月6日にイスラム国を壊滅させるために「有志連合」が発足されたことにより上記の国々が参加し、協力することにしました。
意外とたくさんの国が参加しておりますね。
そして有志連合の発足後2014年9月19日、ついにフランスも空爆に踏み切り、
その後もサウジアラビアやカタール、オランダ、イギリスなども空爆に参加しています。
こうしてみますと何もフランスだけにテロが起こるのも変な話です。
イギリスやロシアでも起こってもおかしくなさそうですね。
ではその理由を説明していきましょう。
たまたまフランスだと言ってしまえばそれまでですが。
理由その1 イスラム教の人口の多さ
フランスは欧州の中でもかなりの数のイスラム教の方達が住んでおります。
約470万人と、人口の7.5%で、欧州の中では1番いると言われています。
これは昔、フランスが植民地にしていた場所(シリア)にイスラム教の人口が多く、
また労働者を補うために大量にその植民地にいたイスラム教の方を取り入れたからです。
必然的にイスラム過激派が潜んでいる確率も高くなるわけです。

そして、そのイスラム教の人口が多いが為に、フランス人とイスラム教の方たちの間で対立が起こっています。
やはり宗教の違いもありますし、イスラム教の方達への差別などによって非常に不仲な状態です。
理由その2 武器の密輸が簡単
現在EUでは簡単に車で行き来できます。
検問所もないですし陸続きですから簡単に今回のような自動小銃や爆弾と言った強力な武器を持ち込みやすいのですね。
もちろん、武器だけでなく過激派組織も同時に簡単に入国が可能です。
理由その3 空爆
これはどの国にもいえますが、先程も申しました2014年9月19日からフランスは空爆を開始しました。
この爆撃によって、多くの方がなくなり彼らの憎悪がさらに増したわけです
空爆はなにもイスラム過激集団にピンポイントにあたるわけではありません。民間人だって犠牲になります。
夫や子供を亡くした女性が人生に絶望して過激組織に入り自爆します。
仕事もない、生活もできない、未来に絶望している若者に空爆が襲い掛かり過激派組織に入ります。
そんな彼らが今回の首謀者です。
理由はその他にも多々あるかと思いますが、今回のフランスのテロ事件はそんな理由です。
フランスはこのテロ事件でさらに大規模な空爆を決定しました。
憎しみが憎しみを生むまさに負の連鎖です。
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自己紹介
ブログ管理人:大佐

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2015/11/19(木) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)