アメリカの利上げって何?中央銀行の役割をわかりやすく



アメリカで9年半ぶりの利上げというニュースがやっていますね。
なんでこんなに騒いでいるのかおいてけぼりの社会人の方に、わかりやく解説していきたいと思います。

 まずはこの単語「利上げ」の前に銀行のしくみをちょっと話しましょう。

国には中央銀行という銀行があります。
日本なら、日銀とよく略称されて言われている「日本銀行」というものがありますし、
アメリカでしたら米連邦準備理事会(FRB)、
イギリスなんかでしたら、イングランド銀行、EU(欧州連合)でしたら欧州中央銀行(ECB)です。


これらの中央銀行はどんな役割があるか?ですが、一般的にはこんな感じのことをしています。

①お金を印刷します。(ここでしかお金を独占して作成することができません。)
②民間の銀行の銀行をしています(例えばUFJとかみずほとかありますけど、そういった銀行のお金を預けたり、貸し出したりしてます。)
③政府のお金を管理しています。(税金や政府でお金が足りない!というときに貸し出ししています。)

先ほど③で政府のお金を管理していると書いていますが、この中央銀行というものは、政府からは切り離されています。
なぜなら、もし政府が「あ、お金がないや!中央銀行さんお金を刷ってくれ。」なんて命令して、
お金を刷ってしまったら、お金の価値が下がってしまうからです。

ですが、中央銀行と政府の意見が全く違う意見でしたら、日本の景気をよくしようとする政策も全然進みませんよね。
そんなわけで、政府と中央銀行は経済をよくしようと連絡は取り合っています。


さて、中央銀行の目的ですが、これはもちろん「日本の景気をよくすること」です。
このためにいろいろな政策をしているわけです。

そんな中でも景気の悪いときにする政策があります。
みなさんも聞いたことがあるかもしれません「金融緩和」という作戦です。
「ゼロ金利政策」なんて呼ばれてもいます。(こっちの方が馴染み深いかな??)

簡単に言えばお金を貸し借りしても、とても安い金利でお金を貸し借りできるのです。
日本は景気悪いですから、1999年から2000年ぐらいまで行いました。
この政策、実は日本が初めて導入しました。

そして、この方法はアメリカでも導入されました。
それは何故かといいますと、ちょっと前にとんでもない不況が襲ったのを覚えていますか?
「リーマンショック」という名前の不況です。(リーマンショックの話はまた後日)

これによって、アメリカはお金が一気になくなってしまったので、アメリカでもこの「金融緩和」を行い、
低金利でお金を貸し借りするようになったのです。

 ここで低金利でお金を貸し借りするのが何で景気がよくなることにつながるの・・?
という疑問が浮かぶかもしれませんが、低金利でということは、世の中のお金がよく回るようになるのです。
例えば、マンションを買うのにも、低金利でローンを組めるなら、マンションを買いやすくなるじゃないですか。

 あれ・・・?
ここで今気づいた人はすごく優秀な人達です。
今回のニュースって、「利上げ」だよね?
つまりアメリカの金利が上がったんだよね??それって、金融緩和じゃないじゃないか!

 はい、その通りなんです。
実は、アメリカの中央銀行が一番恐れているのは、お金がたくさん出回ってしまうことなんです。
世の中にお金がありすぎると、お金の価値が下がってしまいます。
お金の価値が下がってしまうと、物価が上昇します。(これをインフレと言います)

 こうなってしまうと人々は生活が苦しくなります。

アメリカはリーマンショック以降、長らく金融緩和を行ってきましたが、最近は景気がよくなりました。
そこで世の中のお金が増えすぎて、お金の価値が下がらないようにするために、金利をあげるわけです。
こうして、世の中のお金のバランスをとっているわけなんですね。

20170816140807ccd.png
↑今週のWeek think itはコチラ
スポンサーリンク


自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 IT関係の会社員をしながら、当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 また、WEBライターのお仕事もさせて頂いています。 ライターのご依頼はコチラ

2015/12/18(金) | 経済のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

«  |  HOME  |  »

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
http://bakademonews.com/tb.php/241-9941d61e
 |  HOME  |