ドーハ・ラウンドの解説と、WTOの解説を簡単にわかりやすく



ドーハ交渉存廃、持ち越しというニュースがありますね。
一体何の話をしているのかをわかりやすい解説をしていきましょう。


さて高齢の単語から行きましょう。「ドーハ交渉」という単語です。

ドーハ交渉とは正しくはドーハ・ラウンド(新多角的貿易交渉)と言います。
ドーハという文字は2001年11月にカタールという国にあるドーハという国で初めて行われたために、ドーハという言葉がついています。
ラウンドと言いますのは、鉄鋼業ですとか農業生産品ですとかそいいった貿易するものに対しての交渉することを指しています。

このドーハ・ラウンド、実はもっと以前から開催されていたんです。
第一回目は1947年に開催されています。この頃はGATT(ガット)と呼ばれていました。
もちろんドーハでも開催されていませんし、この時は、モノだけに特化した話し合いが行われました。

実は、ラウンドという名称になったのは、第五回の開催の時に変わりました。
その時は、ディロン・ラウンドという名前で開催されました。

その後、ケネディ・ラウンドという名称で開催されたり、東京ラウンドという名称で開催されたりしています。
つまり、○○ラウンドという、シリーズみたいなものです。

ですからドーハ・ラウンドも2001年に話し合いが始まったシリーズの一つととらえていただければと思います。

ドーハ・ラウンドでは、モノだけでなく、サービス業であったり、関税(自国の製品を守るために、安い外国製品に対して、わざと税金をかけて高くして販売すること)
にかんするルール、途上国の問題など、とても幅広いことが題材になって話し合うことになりました。

こういった話し合い、うまくいくと思いますか?

はい、なかなかうまくはいきません。
どの国も譲れない部分がありますし、とにかく自国が損をしてしまっては何もなりません。
おまけにたくさんの国々が参加していますから、自分の国の経済を守るために話し合いはなかなか進まないです。
ルールなんかも無いですからね。

そこで、ドーハ・ラウンドが開催されるちょっと前にもどります。

1995年1月1日にWTO(世界貿易機関)というものが結成されました。
WTOといいますのは、その目的は「自由に貿易をもっとできるようにしよう」という団体です。
でもこれだとちょっとドーハラウンドと同じような感じでわかりにくいので、
もっと簡単に言えば貿易を行ううえで、国際間の貿易紛争を調停する団体と言えばわかるでしょうか。

加盟国はとてもたくさんです。
日本はもちろんのこと、アメリカ、インドネシア、ギリシャ、ドイツ・・・
今では全部で161の国が参加しています。

このWTOが介入することによりまして、ルールなどもはっきりするなど、話し合いも前進したのは確かです。
今回初めてWTOの介入のもとで開催されたラウンドがドーハラウンドとなります。

しかしながら、やはりこのドーハ交渉、話がまとまるのは難しいわけです。
特に、新興国と先進国、途上国の間の貿易については意見がくいちがったりしまして、まとまりませんでした。


そんなわけで今回のニュースで言っていることは、このドーハ交渉は言うならば結局まとまらず、
ドーハ交渉の今後の行方は、もっとよい方法があるかもしれませんよという事で継続すると言う事が書かれ、
もうまとまらないから今回で終了しましょうという両方書かれて、とりあえず閉幕しましたよ。
と言うことが今回のニュースになっているのです。

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自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 IT関係の会社員をしながら、当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 また、WEBライターのお仕事もさせて頂いています。 ライターのご依頼はコチラ

2015/12/26(土) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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