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大納会、大発会で行う行事とは?2015年度の日経平均高値終わり



大納会の日経平均19000円越えというニュースがありますね。

普段目にする株の取引ですが、年度末の一番最終日に取引できる日を大納会といいます。

大納会は大晦日は取引することが出来ません。
したがって、30日となるのですが、30日が土曜日だった場合は29日が大納会の日となります。

この大納会の時は2008年までは午前の11時の前場で終わっていました。
前場(9:00~11:30)とは午前中に取引できる期間のことを言います。午後のことを後場(12:30~15:30)といいます。
ですがそれからは、前場 、後場ともに取引ができるように変更されました。

大納会は、必ずその年の話題になった人が、お終いに証券取引所にある鐘を鳴らす習慣があります。
今年は「佐渡祐(さどゆたか)」さんが鐘を鳴らしました。この方は音楽の指揮者です。
今年のキーパーソン??と思うかもしれませんが、そこはよくわかりませんw

大納会の様子は2000年に制度が変わり実は一般人でも見ることができます。
整理券を取得して、列に並びます。
人気のある有名人が鐘を鳴らすとなりますと、かなり整理券を取得するのは難しいです。
2009年はゴルフの石川遼が鳴らしていますので、さぞ難しかったかと思います。

大納会の日は一般的に前場に株が一時的に下がり、それから後場になって一気に上がると言われています。
なぜかといいますと、株を持っている企業などが税金対策や節税としての目的で、損を覚悟で株を売ってしまうことがあったりするからです。
そして、安くなった株価を一気に買う人が出てくるからです。

大納会の反対に、年の初めに株取引が行われることを大発会(だいはっかい)といいます。
この日は1月4日に行われます。(土曜日や日曜日だった場合はズレます)

この日は証券取引所にいる女性の晴れ着姿がよく見られます。
新年のお祝いムードといった感じです。
この時も鐘を鳴らしますが、晴れ着姿の女性が鳴らします。

この日はお祝いムードに乗って、株価が上がることが多いです。

さて今回の大納会の日経平均株価は19033円という値段で終了しました。
これは実に19年ぶりの高値で終わったということでニュースとなりました。

来年も株価に期待が感じられそうですね。
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2015/12/31(木) | 経済のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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