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国連事務総長の選ばれ方と国連をわかりやすく解説して下さい


国連、時期総長は誰に?というニュースがありますね。

「国連]とは「国際連合」の略です。
全ての国が戦争が無く平和で、協力をしながらやっていこうという目的の為に作られた国際機関です。
国際機関と言いますのは、何かの目的の為に国際法と呼ばれる法律の上で国と国が条約を結んで組織された機関です。

国連という組織が出来上がる前は、「国際連盟」という名前の組織がありました。
1920年1月10日に発足されました。
これは第一次世界大戦の後に、こんな戦争はもう二度としてはいけないという反省から作られた組織です。
加盟国は63カ国でした。日本ももちろん加盟していました。

しかし、その後第二次世界大戦が起きてしまいました。
またもや反省です。
そこで、今度こそ同じ過ちを繰り返さないように作られたものが国際連合です。
1945年に設立されました。

国際連盟の時はアジアやアフリカといった国は植民地となっていたので、加盟してはいなかったのですが、
その後独立を果たしたりしまして、こういった国々も参加をして、現在は193ヵ国の国が参加をしています。
日本は1956年12月18日に加盟しました。

この国連には必ず国際連合事務総長という人物がいます。
今後の各国の話し合いを進めていくためのリーダー的な人物です。

どんなことをしているのかと言いますと、こんなことをしています。
■国連の組織運営の調停
■紛争の調停
■国際連合が話し合っていることに対して、発言

ん?調停とか発言をするだけ?なんかパッとしないな~と思うかもしれません。
それもそのはず。
この人物は、中立的にいつもいなければならないからです。

この事務総長はどのように選ばれるかと言いますと、実は明確な取り決めがありません。
なんとなく慣習で選ばれているようです。

大体は、権力の集中を防ぐためもありまして、大陸ごとに選ばれています。
アフリカ地域→アジア地域みたいな感じです。
大体の任期は5年くらいです。長くても10年くらいで交代をしています。

ですが、ここだけは重要です。
安全保障理事会の常任理事国以外から選ばれるようになっています。

安全保障理事会といいますのは、国際連合の中で一番強い権限を持っている人達です。
国際連合に加盟している国々に国際法を使ってみんなを拘束する力を持っています。
(安保理(あんぽり)と呼称されています。)

常任理事国といいますのは、安全保障理事会を構成するため常にある国です。
任期はもちろんありません。中国、フランス、ロシア、イギリス、アメリカの五カ国です。

そして、安全保障理事会の常任理事国から任命されます。
ですから日本も常任理事国ではないですから選ばれる可能性だってあります。

さて、このような事務総長、2016年現在、今はどんな人物が行っているかといいますと、
潘 基文(パン・ギムン)さんが行っています。2007年から務めております。
この方は韓国人の方でもともとは外交官をしていた方です。
評判は・・・ちょっとみなさん辛口のようですね。

この潘 基文さんの任期が2017年で終わり、次の方が選ばれます。
今回はこの事務総長が次に誰になるのか?というのがニュースで上がっているわけです。
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ブログ管理人:大佐
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2016/01/03(日) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(1)

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maa

『明けましておめでとうございます』

常任理事国はなんだか好戦的な国が多い気がするのですが、ほんとに平和を目指した連合なのであれば見本になるような姿勢を見せて欲しいですよね

2016/01/03(日) 18:14:39 | URL | [ 編集]

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