「無所属」と言いますのは字のごとくどこにも属していません。
民主党でも公明党でも自民党でもありません。
地方選挙は基本的に無所属の人が多いです。○○党で出馬と言う人はあんまりいません。
何故、無所属の人が多いのでしょうか?
出馬している人達が、「ああ~どの党にしようかな~、決まらないな~」と迷っているわけではないのです。
一言で言うと選挙で当選しやすいからなんです。
最初からちょっとブラックな感じがしますが、例えば自民党という所属で出馬してしまった場合、
自民党を応援している人達は表を入れるかもしれませんが、民主党を応援している方は票を入れてくれません。
どこにも所属していなければ、その人自身を応援してくれて、表を大量に投入してくれます。
実際、出馬した方が応援している人達に「○○党には行かないでください!」なんてことを言われてしまうこともあります。
それに、どこかの党に入っていなければ、自由な政策が出来ます。
例えばですが民主党と自民党の派閥にも巻き込まれません。
ただし、無所属と言いますのはどこにも所属していませんから、議会での発言の機会が与えられません。
仮に発言をしたとしても「お前は一体、どこの党よりの何がしたいの?」って言うことになってしまうのです。
では、仮に何らかの党へ所属しているとしますと、どういったメリットがあるでしょうか?
はい、何らかの党に所属しておりますと、その党からのバックアップが得られます。
選挙とは皆さんもご存知の通り、個人が出馬するとなるととてもお金がかかってしまいます。
そのための資金も提供されたりします。
また、その所属している党からの推薦や公認をされるということもあります。
例えば今一番人気の政治家と一緒に街頭演説をしたらどうでしょう?
選挙期間は17日しかないために、自分を主張してみなさんに認めてもらえるには時間がありません。
人気がある政治家と演説すれば、手っ取り早く知名度も上がりますし、人気が出ますよね。
無所属には、メリットもあるかもしれませんがデメリットもあるわけですね。
こういう話をちょっと考えながら票を入れてみると、なかなか面白いかもしれません。
▼大佐のブログが本になりました。

自己紹介
ブログ管理人:大佐

趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 広告主募集中!▶︎こちらからご連絡をお願い致します。
2016/01/13(水) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)