日銀のマイナス金利政策とは?をわかりやすく解説して下さい

久しぶりです大佐です。

日銀マイナス金利を導入というニュースがありますね。

 ちょっと前に「量的緩和のしくみをわかりやすく」という記事で国債を大量に日銀が買い、
市場にお金を回して景気を良くしていくという話をしました。
今回の「マイナス金利導入」という政策も同じように景気を良くするための政策なんです。

まず、このマイナス金利の導入と言う言葉の前に、なんでこの政策をすることになったかの背景を知りましょう。

2016年の年明けから、急激に日本の株価が下がりました。
なんと20000円台だった株価は16000円くらいと、4000円近く下がってしまいました。
この背景には、中国の景気衰退と原油安があります。

中国の景気は今現在伸び悩んでいます。
ちょっと前までは、中国のバブルで中国に投資したものが勝者だと言っておりましたがそれも一変しました。
中国の動向を見ている人達の間では「中国そろそろヤバくね・・?」とささやかれていましたが、昨年(2015年)に中国の株価が暴落しそれが現実のものとなったのです。

市場は大混乱し、2015年のGDP(国内総生産(自分の国の中で生産、消費して自分の国の経済の成長率を図るもの))は6.81%と低迷しました。
(いけいけドンドンの頃(例えば2007年)なんかは14%という驚異的な成長率でした。)

また、原油安も影響となりました。
日本にとっては有利ですが、原油を輸出している国にとっては大きな痛手です。
原油自体あまり使われなくなってしまったため、原油の需要量より供給量が多くなってしまい、原油が余りました。

こういった背景に日本も世界からの株安、原油安の影響を受けて、経済が減退してしまったのです。
このために日本は金融緩和(景気を良くするために政府が行う政策)という政策を取ってきました。
先ほど話がでましたように日銀は国債を買って、市場にお金を回るようにしたりしました。

しかしながら、そのような金融緩和でも日本の株価は下がってしまいました。
この新たな一手として、今回出てきたのが「マイナス金利政策」です。

マイナス金利って・・・お金を預けるとマイナスになるってこと??と思われるかもしれません。
はい、その通りです。

ですが、我々が普通の銀行にお金を預けたりしたものがマイナスになることはありません。
安心してください。もう一度言いますが我々一般市民には関係ありません。
マイナス金利になるのは日本銀行(政府の銀行のことですよ)にお金を預ける、民間の銀行です。
それも限定してあります。みずほ銀行と三井住友銀行です。

普通、民間の銀行が日本銀行へお金を貸した場合、いくらかの利子が付いてお金が返ってきます。
これは普通の銀行も同じことですね。
ですが、ある一定以上のお金を民間の銀行が日本銀行へお金を貸したら、金利はマイナスにします。
ということになったらどうでしょう。

「おいおい、預けたお金がマイナスになって返ってきたぞ・・・日本銀行に貸す意味が全く無いじゃないか」
ということに当然なり、日銀へお金を貸さなくなります。

すると民間の銀行は日銀へ貸すためのお金だったお金をどうすると思いますか?
そう、我々のような市民や会社へお金をもっと貸すようになるわけです。
こうすれば市場にお金が回りますね。
いわゆるこれが金融緩和政策の一つとして取り入れられたわけです。

マイナス金利、なんだか変な感じがしますね?
ですが、実はすごく身近なものでもあるんですよ?
例えば銀行のATMです。

我々がお金を預けると利子が付きますよね。
ですが・・銀行からお金を下ろすときにとられるものがあります。
そう、手数料です。
何度もATMからお金を下ろしてみますと手数料のほうが高くついてしまいます。これもマイナス金利なんですね。

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自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 IT関係の会社員をしながら、当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 また、WEBライターのお仕事もさせて頂いています。 ライターのご依頼はコチラ

2016/01/30(土) | 経済のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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