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安倍総理が考えた三本の矢をわかりやすく教えて下さい


昨年は一気に2万円を株価が超えましたが、今年に入り急激に株価が下がりました。
消費税が上がったり、また最近は民間銀行が日銀にお金を預けるとマイナスになってしまう、マイナス金利という新たな単語も出てきました。

ここで賛否はどうのこうのということではこのブログでは議論いたしませんが、こういった政策に至るまでは「アベノミクス」というベースがあります。
そろそろ「アベノミクス」って何だったけ?という方も多くいられるかと思いますので、今一度復習をして見ましょう。

2012年12月26日に安部首相が二度目の内閣総理大臣に就任され、「アベノミクス」という政策を唱えました。
この「アベノミクス」と言いますのは1980年代にアメリカのロナルド・レーガンという大統領が行った政治政策の名前(中身は全然違います。)、「レーガノミクス」をまねて「アベノミクス」という名前をつけました。

おおまかな目標は「デフレの脱却」と「経済成長率3%」というものでした。
デフレ脱却とは、デフレーションから脱出するということです。
物価が下落しているけれど、全然消費が上がらない、だから売り上げも伸びないから給料も上げられない、売れないからさらに物の値段を下げて売るというものが、
デフレーションの悪循環です。こういった状況から脱出しようというのが、「デフレ脱却」でした。

そして「経済成長率3%」というものですが、これは解説するまでもなく、日本全体の経済力を3%ほど上げるということです。
そこで経済を3%上げ、デフレを脱却するために、安部総理は「三本の矢」という3つの主な政策を行うことにしました。

(三本の矢というもともとのネタは毛利元就(もうりもとなり)という歴史上の人物が三人の子供に、「一本の矢じゃ簡単に折れるけど、三本まとまったら簡単に折れないだろ?」
というのが元ネタです。)

一つ目は「大胆な金融政策」です。
金融緩和という、言葉を覚えているでしょうか?
例えば日本銀行が「国債」を買い上げたりするなど、その他いろいろな政策をして、「世の中にお金を増やす」ということを目的にすることです。
こういった金融緩和を行っていく事です。

二つ目は「機動的な財政政策」です。
地域を活性化することや東日本大震災の復興などです。

三つ目は「成長戦略」です。
女性がもっと働きやすくしたり、TPPの参加(TPPとは輸入したりする商品にかかる税金(関税といいます)をなくしたり減らしたりすることです。)、
いろいろな規制を緩くして成長を促していくことです。

こういった三本の矢にここへ来まして、本当に三本の矢の政策は成功しているのか??ということが話題になったのです。
(と、いいますか常に言われてはいますが・・・。)

コレに対して安部さんは「正社員だって26万人増えたし、TPPだってうまく行ったし、株だって上がったし、成功していますわ~大丈夫ですわ。」
と言っているわけです。
こういったことがニュースとなっているのですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2016/03/08(火) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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