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ペルー大統領選挙でクチンスキーさんとフジモリさんの政策をわかりやすく


ペルー大統領選大接戦というニュースがありますね。

日本では参議院選挙がもうすぐ行われますが、ペルーでは大統領選挙が行われています。
まずはペルーがどこにある国で、どんな国かを確認してから大統領選の話をしていきましょう。

ペルーはここにありますね↓

南アメリカの西部、南太平洋に面しています。
インカ帝国やマチュピチュ遺跡が有名ですよね。
人口は約2900万人程。言語はスペイン語をメインに話しますが、ケチュア語やアイマラ語という言語も話したりします。

そんなペルーで、今白熱しているのは大統領選挙です。
現在、争っているのがペドロ・パブロ・クチンスキーさんとケイコ・フジモリさんです。

クチンスキーさんはオックスフォード大学、プリンストン大学卒業生でペルーの中央銀行で働いていました。
その後、ペルー政府のエネルギー・鉱業相に務めたり、経済財政相を務めたりと、かなりのエリートですね。
年齢は77歳ですね。こう言ってはなんですがかなりお年を召した方です。

一方、ケイコ・フジモリさんは正しくはケイコ・ソフィア・フジモリ・ヒグチさんです。
ボストン大学を卒業し、コロンビア大学でビジネススクール修了しNBAを取得しています。
彼女のお父さんも実はペルーの元大統領です。お父さんは民間人殺害への関与や人権侵害、汚職として事実上逮捕されています。

さて、6月5日に投票が締め切られ、二人の開票を今現在行っているところですが、クチンスキーさんの得票率は50.6%で、ケイコ・フジモリさんの得票率は49.4%と大接戦になっています。
やや、クチンスキーさんが勝っているようです。

と、いいますのは先ほどケイコ・フジモリさんのお父さんは逮捕されているということを言いました。
お父さんが独裁政治に走ってしまい最後に逮捕されてしまうと経歴がやはりネックなようでして、もちろんクチンスキーさんもそのことを指摘しています。

クチンスキーさん銀行や経済財政相を歴任したもと政治家ですから、経済対策を主に主張しており富裕層の支持が多いようです。
ケイコ・フジモリさんはインフレ(ガス・水道・電気とか道路とか)の整備といったことを政策し、お父さんが大統領の時代にテロ事件(ペルー人質事件)が起こったことを背景に、
テロ対策にも力を入れ、特に低所得者層の方達に人気です。

このブログを書いている現在も開票が行われていますが、さてどちらが勝つのでしょうか?
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2016/06/07(火) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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