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「LINE」が上場するというニュースがあったのですが、上場するメリット、デメリットをわかりやすく教えてください

LINE、日米同時上場というニュースがありますね。

まず、上場と言う言葉ですが、これはなんとかわかるかなと思います。
ある会社の株式を証券会社などで売買できるようにすることが上場です

では、何故会社は「上場」をしようとするのでしょうか?
上場しなくても儲かっていればいいんじゃないか?なんて思う方もいるかもしれません。

今回はなんで上場するの?上場しなくてもいいんじゃないの?という疑問を解決しながらニュースを解説していきたいと思います。

今回上場するのは無料対話アプリでおなじみの「LINE(ライン)」ですね。
上場日は7月15日です。今のところは1株2800円で売ると見込まれています。

このように会社が上場するには理由があります。まずは「資金の確保」です。
上場することによって、多くの投資家がその会社の株を購入していきます。株を購入されれば、その会社に資金がたくさん集まっていきます。
その資金を基に会社は開発などに新たに投資して、会社を大きくするわけです。

また、上場すると企業の価値が上がります。信用が上がると言っても良いです。
会社を上場するには条件が多数あります。例えば「黒字である」とかですね。
事細かに条件があり、それを満たして初めて上場をすることができるので、上場した場合はその会社の信用があがるわけです。

ではでは、逆に上場をしない理由も見てみましょうか。
これは上場した場合の会社のデメリットにもつながります。

実は大手の企業で上場していない会社はたくさんあります。

みなさん一度は聞いたことのある「サントリー」なんかはそうですね。
「朝日新聞」「佐川急便」どれも一度は聞いたことのある会社ですが、これらは上場していません。

何故大手の企業なのに上場をしないか?ということですが、まずは「経営方針に口を出されないようにする」というのがあります。
会社と言いますのは、社長のものではありません。従業員のものでもありません。
あくまで「株主のもの」なんですね。

したがって、株主の経営方針がその会社に反映されなければならないのです。
もし会社の株を役員や社長が大半を持っていれば、余計な外部の口出しではなく、自分たちのやり方を通せるわけですね。

また、「買収されるリスクが減る」というのもあります。
もし、会社を買収するには、買収する会社の株を約3分の2(66.7%)を保有すれば買収ができます。(おおまかな話ですが)
買収されないように企業はあらゆる手を打たなければならないわけですね。

それに上場した場合は、株主にお金を返金したり、さまざまな書類を書いたりと手続きも面倒です。
ですから、大手の企業がわざわざ上場しなくても、一度は知ってるような名前の会社なら上場するメリットもなかったりするわけですね。

さて、今回LINEの会社は上場することによって、みなさんが投資してくれる金額が恐らく6000億円程見込んでいます。
すごい金額ですね。この会社に投資するかどうかは自己責任でお願いいたしますよ!
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2016/06/11(土) | 経済のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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