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GPIFとは何をしてる組織ですか?年金損失もわかりやすく教えてください

GPIF積み立て年金損失、5兆円というニュースがありますね。

まずは、GPIFという単語からこのニュースを紐解いていきたいと思います。

GPIFというのは、「年金積立金管理運用独立行政法人」といいます。
なんだか長ったらしい名前ですね。
ここは厚生労働省が管理している独立行政法人です。

厚生労働省といいますのは、「厚生省」と「労働省」がくっついて生まれた組織です。

何をしているのかといいますと、みなさんの生活をもっと豊かに、もっと向上していくためにあります。
例えば保育であったり介護などの福祉に関してや、食品の安全に携わること、働く環境を整備したりしています。
もちろん今回出てくる年金に対しても取り扱っています。

これらの仕事を厚生労働省が行っても良いのですが、全部のことを厚生労働省だけで行うにはかなり大変な作業となってしまいます。
そこで、分野ごとに独立させて、効率的にお仕事をするために作られたのが独立行政法人です。

その中でも、年金に特化した独立行政法人といいますのが、「年金積立金管理運用独立行政法人」なのですね。
(ちょっと長い名前なので「GPIF」と今後は略称させていただきます。)

GPIFはみなさんから徴収している「厚生年金」、「国民年金」の収入からこの年金を増やすために株といったものに投資して、運用をしたり年金の管理をしています。
大体どのくらい積み立てがあるのかと言いますと、140兆円です。

ではこの年金の運用状況はどのような感じになっているのでしょうか?
ホームページを見てみましょう。
ですが、残念なことにこのGPIFのホームページを読んでも一般人や素人が読んでもわけわかりません。
解らないようにわざとわかりにくくしているんでしょうか(皮肉)

まあ、そんなことを言ってもしょうがないので私がわかりやすく今現在の年金の運用状況を解説します。
年金の運用は、日本の株を大体2割、日本の債券を4割(債券の話を説明しますと長いので今回は自分で検索してください)、
外国債券、外国株式が4割ぐらいにあてて運用をしています。

このような割合で運用をしているのですが、残念ながら損失が今出ているのです。
実はアベノミクスによって株価がすごく上がった去年ですが、その少し前に、国内の株価の割合を増やしたのです。
どのくらい割合を増やしたかと2割だったものを5割くらいに増やしました。

それで株価が上がって、大体37兆円ほどプラスになりました。
しかし残念ながら去年から今年に入ってから、株価はダダ下がりです。
大体それで5兆円ほどの損失が出ています。

今回はこのようなことがニュースとなっているのですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2016/07/03(日) | 経済のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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