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改憲派とは?自民党と公明党が仲が良い理由をわかりやすく

参議院 改憲派勢力が3分の2にというニュースがありますね。

先日、ようやく参議院選挙が終わりました。
参議院選挙とは何か?はこちらを参照してくださいね。

この選挙で、121議席(121の人)が決まりました。
おおまかに書きますと、下のような感じですね。

自由民主党の人・・・56人
民進党の人・・・32人
公明党の人・・・14人
共産党の人・・・6人
維新の党の人・・・7人
社民党の人・・・1人
生活の党の人・・・1人
無所属(党に入っていない人の事)・・・4人

自由民主党と公明党の両党は、協力して議席を過半数を取得するという目標を立てていました。
過半数の議席を確保することを、「改選議席(かいせんぎせき)」と呼ぶのですが、今回は合わせて70議席を獲得しました。

ここでちょっと疑問に思う方もいるでしょう。何故、自由民主党と公明党は協力的なのでしょうか?

日本には、「与党」と「野党」の二つがあります。

与党といいますのは政治に直接関与する党ということで「与党」と呼んでいるのですね。
実際に政治を動かせるような所なので、非常に有利といいますか、重要なポジションにいられるのです。

特に重要なのが’内閣総理大臣を決めることができる権利’です。
もし衆議院で過半数を超えると、その中から代表者を出して、その人を内閣総理大臣として指名する事が出来るのです。

もし与党になりたいのなら衆議院選挙で過半数以上の議席を持つ事なのですが、なかなか一つの党だけで過半数を取得することはできません。
そこで、他の党と手を結んで、この与党に議席を置こうとするわけですね。
こんな風に党同士が手を組んでいるものを「連立与党」なんて言ったりもします

今の日本では、与党は自民党と公明党が存在しています。

公明党では有名な創価学会という宗教があります。この創価学会にはかなりの人数がいらっしゃいます。
自民党は、このたくさんの票がほしいわけですね。
反対に公明党は与党にいたいので、自民党と協力しているわけなんです。

ちょっと書きたいことがずれてしまったのですが、今回の参議院選挙では「改憲派」という言葉が出てきました。
これは一体何なのでしょうか?

改憲というのは憲法を改正したいということです。
今の日本の憲法について、修正を行いたい人が「改憲派」というわけなんです。
そんな人達が、今回の参議院選挙で3分の2の議席を占めることになったわけなんです。

では、この「改憲派」は具体的にどんな風に憲法を改正したいのでしょうか?

これはそれぞれの政治家が自分の意見を持っており、全てのことを書くことは無理なのですが、今の安倍政権の代表的な改憲は憲法第9条です。
憲法第9条はみなさんもわかると思いますが、戦争のことですよね。

現行の憲法といいますのは日本を守る為の戦闘や戦争行為は行えますし否定はしていません。
ただ、同盟国(アメリカなど)の攻撃があった場合において日本はその戦闘、戦争に参加は原則できないということになっています。
しかし後方支援はできるという、なんともモヤモヤしたものです。

こういった憲法を今回の参議院選挙で改正しやすいメンバーが集まったというわけです。
今回はこのようなことがニュースとなっているのですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2016/07/12(火) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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