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第二次補正予算案が閣議決定されたとはどういう意味かわかりやすく教えてください。

まずは「補正予算案」という謎の単語からわかりやすく解説していきましょう。

補正予算


「補正予算案」といいますのは、家計のようなものですね。
例として、家計の中での話しとして解説していきましょう。

大佐は妻に家庭のお金は全て任せているとします。
そこで今月は1万円妻から貰ったとしましょう。

しかしながら、今月は大佐のバイクのガソリン代、釣り道具代、保険などで大体1万5千円になってしまいます。
そこで、とりあえず必要なものだけにお金を払って、残りの必要な分は後で妻にお話して再度お金を払うことにしよう。

そんなわけで、妻に「あと5千円頂戴」というわけです。

すると妻がこういうわけです。「あなた、本当にコレが必要なの!?全くこんな無駄なものはいらないんじゃないの?」
と鬼のような顔押して怒ったり、詰問するわけですね。
しかしながら、私も食い下がらずどうにか説明をして5千円を貰うわけです。

さてそうしますと、私は総額1万5千円を貰うわけです。=「総額1万5千円」
そして当初、妻から貰った予算は1万円です=「当初の予算額1万円」
しかし、うまく説明をして貰ったのが1万5千円です=「補正予算額1万5千円」

簡単に予算についてお分かりいただけたかと思います。
ではもう少し詳しく説明していきましょう。

一番初めに国の予算を決めることを「当初予算」といいます。
いつからいつまでの予算なのかと言いますと、4月から翌年の3月までです。

この当初予算というものは、まずはだいたいこのくらいのお金がかかりますよ~という「概算要求」から形作られます。

例えばですが国土交通省だったら「道路を直したり、作ったりしますのでこのくらいお金がかかります。」という見積もりを出します。
国土交通省以外にも文部省とか環境省とかにさまざまな省庁ごとに見積もりが来まして(毎年8月末)、それを最終的に「財務省」に提出し、要求します。

この財務省の原案を、政府が12月ごろを目処に「政府案」というものをとりまとめるのです。
この政府案をまとめるときはもちろん、もう一度かく省庁にもっと無駄を省くものがないか?など交渉します。

そして、翌年に始まる「通常国会」というものに提出して予算に対して議論していくのですね。

で、通常国会を開いて議論をしていき、再度予算を煮詰めていきます。
そこで出るのが、「第二次補正予算案」というわけです。

要は、議論をしていって、無駄なものを省いたり、必要なものを再度考えて行った結果のものが「第二次補正予算案」というわけです。

この補正予算案というのは、原則では何回やっても問題ありません。
ですが、予算案を議論するととても時間がかかったりします。
ですので、例えばですが大地震が起きたときなどの災害時は、やはり復興にお金がかかったりしますので、補正予算が再度話し合われたりします。

今回は熊本の復興予算に1兆4389億円充てられたり、インフラ設備に1兆4056億円充てられたりと、
総額3兆2800億円が充てられることになりました。

第二次補正予算のことわかってもらえましたか??
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自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 広告主募集中!▶︎こちらからご連絡をお願い致します。

2016/08/31(水) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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