北アフリカのモロッコで同性愛者が違法になる理由をわかりやすく教えてください。



北アフリカにあるモロッコでキスをしていた10代の女性が同性愛の罪で裁判にかけられることになってしまうというニュースがありました。
日本ではもちろん罪になることはありませんが、ある国では常識でも違う国では罪になってしまうことがあります。

africa.gif

まず上の図でモロッコがどこにあるか確認しましょう。

モロッコは古くからヨーロッパとの交易で栄えて来た国です。
首都はマラケシュ、人口は約3500万人程。サハラ砂漠があったり、町全体が青と白だけに塗られたシャウエンという場所があったりととても美しい国です。

しゃうえん


公用語はアラビア語とペルペル語ですが、先ほど申しましたとおりヨーロッパとの貿易があったっためスペイン語も使われています。
宗教はイスラム教、ユダヤ教、キリスト教とあり比較的宗教には寛容的です。

しかし、宗教には寛容でも法律には厳しい法律もあります。
それが、今回のニュースに関わるものですが、モロッコの法律にはこんな法律があるのです。

『同性愛禁止法』

この名前の通り、同性愛者は罪になってしまうのです。
こういった同性愛者が発覚してしまうとしばしば「性的な逸脱」と文面で裁判所や警察の調書に書かれて、「同姓とのわいせつ、または不自然な行為」と言う罪で懲役や罰金が科せられます。

実はモロッコだけでなくアフリカ全体で同性愛というのは良く思われていません。
アフリカにあるほとんどの国では、同性愛者は認められておらず、体の関係が発覚されたら処罰されたり、中には終身刑や死刑にされる国もあります。

モロッコでは同性愛者は3年以下の懲役というのが主流なようです。

今回裁判にかけられることになったのは、10代の少女2人で、屋根の上で抱擁やキスをしているところをカメラに撮られ、その写真を家族の元に送り届けたことによって発覚しました。
ここで、日本でしたら黙っているんでしょうが、なんと家族側が警察に通報したということです。

さて、何故逮捕までに至るかと言いますと、もちろんそういった法律があるから逮捕されてしまったのですが、この法律はやはり宗教から来ています。

この通報した家族はイスラム教なんですね。
イスラム教は同性愛に対して「神が作り出した地上の秩序を混乱させる大罪」ということで認めていません。

つまり、男性と女性が結婚するのが当たり前であって、同性愛者は異常な行動と考えられているわけですね。
特に厳格なイスラム教徒であった場合はなおさらです。

しかし、近年はこういった同性愛者に対して議論が飛び交っているようです。

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大佐
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2016/11/04(金) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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