クリントン氏を破ってトランプ氏が代45代アメリカ合衆国大統領となりましたね。

多くの方がクリントン氏が大統領になるかと思われていたかもしれません。
しかし、予想は大きく外れトランプ氏となり各地でデモや反対運動が起きているようです。
まず、今後の世界ですが、これは誰もわかりません。
多くの専門家や投資家コメンテーターが自分達の推測で「今後はこうなる!」と言っているだけであって、今後の未来でその推測があっているものもありますし、間違っているものもあることでしょう。
しかし、ドナルド・トランプ大統領の公約を見ていきますと、ある程度の予想をたてることができます。
公約と言いますのは、「今後自分が大統領になった場合はこんなことをしますよ」と約束するものです。
では、トランプ大統領の公約を見て行きましょう。(全部は書ききれないので大まかにいきます)
■すべての輸入品に対して20%の関税をかける。
「関税」と言いますのは、自分達の国の製品を守るために、外国からの安い製品に税金をかけて、自分の国にある製品と同じような値段にすることです。
この税金を全ての国に対して行いますよ!と言っているのです。(ただし中国は45%の関税をかけるつもりです。)
■中国のハッカーや模造品に対して規制を強化します。
ハッカーと言いますのは、不正にコンピューターに進入して悪さする人達です。
こういった人達を取り締まったり、模造品を国内に入れたり作らせないようにしようとしています。
■東シナ海と南シナ海での米軍の存在感を高める。
現在、中国がすごい勢いで自分達の領海を主張していますよね?
このような場所に米軍の戦艦などを置いて勝手に領海を広げようとすることを監視しますと言っているのです。
■アメリカとロシアが協力する。
アメリカとロシアは長い間、因縁の国ですが、協力してやっていこうとしています。
ロシアのプーチン大統領はトランプさんとかなり意気投合しているみたいです。
■メキシコから不法に移民を進入させない。
不法移民とは国家から許可無く入国する人達のことです。
アメリカの不法移民はおよそ1100万人とも言われていまして、その中の59%はメキシコからの不法移民です。
メキシコとの国境に塀を築いて進入させないようにしたり、排除するように考えています。
■イスラム教徒を入国させない。
やはりテロですとか、宗教でこじれたりといろいろありますから、イスラム教徒は国内に入れないように考えています。
また、現在問題となっている過激派の「イスラム国」をやっつけるつもりでいます。
■日本への防衛費を要求します。
日本は現在、米軍へ軍事費を払っています。(「思いやり予算」といいます。)
ですが、アメリカが守ってあげているのにこのお金では足りない!全額払いなさいと言っています。
その額は、年間5,830億円です。
ちなみに2016年度の思いやり予算は1899億円です。
■TPP(環太平洋経済連携協定)は廃止。
アメリカはTPPはしません。なんだそれ?ということです。
■法人税の最高税率を35%から15%に引き下げます。
法人税と言いますのは、会社が国に払っている税金のことです。
この税金の金額を下げるわけですね。税金を下げますと、いろいろな国からアメリカに会社を作ったりしますよね?
そうすると、アメリカはもっと栄えるわけです。
■お金持ちが利用している税金の抜け穴を潰す。
税金はいろいろと抜け穴があるのです。この抜け穴を使って税金の金額をごまかしたり払わなかったりしています。
これを潰すと考えています。
いかがでしょうか?良く見てみますと、「なかなかいい事を言ってるじゃないか。」と思う方もいるかもしれませんし、「これはダメだ」と思う方もいるかもしれません。
良くもあれ、悪くもあれ、少しだけ未来が見えてきたのではないでしょうか?
▼大佐のブログが本になりました。

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ブログ管理人:大佐

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2016/11/11(金) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)