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IoT化とはどんな技術で何に使われているのかわかりやすく教えてください。


IoTという技術が現在注目されつつあります。
一体どんなものなのかわかりやすく解説していきましょう。

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私達は今、スマートフォンを使っていろいろなことができるようになりました。
音楽をダウンロードしたり、メールを送ったりできるのはインターネットという技術が発達したからです。

しかし、まだまだこの技術の可能性は広がります。
それがIoTという技術です。

IoT(アイ・オー・ティー)といいますのは、Internet of Thingsの略称です。
これは第4次産業革命とも言われており、「モノのインターネット」という意味を表します。

第1次産業革命は「蒸気」すなわち蒸気機関によって新しく産業が発展しました。
第2次産業革命では、電気や石油によって世の中に自動車や電灯といったものが登場しました。
そして第3次産業革命によってコンピューターが普及し、世の中が便利になりました。

そして第4次産業革命が今まさに起ころうとしているのです。

今までの場合ですと、人間が機械を調整したり調節したりしてきました。
例えばですが、何かの器械が壊れてしまった場合、人間が調整して壊れている場所を探し出し、ダメな部品をどこかの業者に発注してる流れでした。

第4次産業革命では人間の変わりにAI(人工知能)が行ってくれるようになるのです。
器械が壊れたときに、AIが探し出してくれて、それに必要な部品も自動的に取り寄せてくれるようになるのです。
おまけにいつ故障しそうなのか?そういったことも計算して情報を提供してくれたりもします。

つまり、人間が介入する部分を自動化させて、モノとモノやモノと人間が接続して、よりよい人間生活を送るようにできることを可能にさせてくれるのです。
これを応用すると、さまざまな事ができるようになります。

例えばですが、家の電灯やお風呂などあらゆるものにセンサーを付けておきます。
そして、私達が会社から帰るときになったら、自分のスマートフォンに「家に帰る」というボタンを押します。

すると、自動的に今から家に着く時間を電車や交通渋滞などの予測を計算し、家に着く1分前には電気が灯され、丁度良い温度でお風呂が沸いています。
暖かいコーヒーだって勝手に作られているはずです。

このIoTの技術は既にいろいろな所で使われ始めています。

例えば、株式の取引ですね。
人間が行うとどうしても「欲」の部分がでてしまい、まだまだ株価が上がるぞ~と思っているうちに、あれよあれよと株価が下がってしまい結局損をしてしまうことがあります。

しかし、IoTの技術を使用したソフトで取引を行っている場合は違います。
今までの蓄積されたデータや今後の予測値を計算し、自動的に株の売買をしてくれます。
AIという人工知能を持った器械ですから人間の感情抜きに取引を行ってくれるため、損がほとんど出ないと言われています。

スペインのバルセロナ市ではこんな事が行われています。
このバルセロナ市では市内全体をWi-Fiで接続されています。

そこで「スマートパーキングメーター」と呼ばれている機械を使います。
この「スマートパーキングメーター」は膨大なビッグデータと呼ばれるものの中から駐車場の状況を分析しています。

これによって、ユーザーはどこの駐車場が空いているのかリアルタイムで見ることができ、すぐに空いている駐車場へ車を停めることができるのです。

総務省では2020年のIoTによる経済効果は4兆9300億円、雇用創出効果は44万9300人と発表をしております。
このIoT化はまずます発展して、よりよい生活環境を与えてくれるのは間違いなさそうですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2017/01/04(水) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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