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安倍首相が新たな成長戦略として行うレギュラトリー・サンドボックス制度をわかりやすく解説してください。



政府が規制を一時的に解除するレギュラトリー・サンドボックス制度を創設したことがニュースとなっています。
今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。



この世の中、あらゆる所に規制がかかっています。道路を走るにも規制、お店を経営するにも規制、工事をするにも規制・・と言った様に規制がない所はほとんどないと言っても過言ではありません。

規制というのは、何故するのか?
それは規制をしなかった事で事故が起きたりと何かしら問題が発生したから規制をするのです。
要は経験や歴史から学び、二度と問題が起こらない様にしているのです。

ですが、当時は規制をかけなくてはいけない状況でしたが、時代が変わり今の時代では規制を掛けなくても問題が起こらなかったり、逆にそのような古い規制がある事で物事がスムーズにいかなくなってしまう事が多々あるのです。

規制することは確かに重要な事ではありますが、立ち回りがよくなくてもいけません。

ただ、一度決めた規制を解除した場合、場合によっては思わぬ問題が起こったりもします。
特に私達の生活に直結するような規制を解除する時は慎重にならなくてはなりません。

そこで日本ではこの様な方法で実験的に規制を解除して、「試しにやってみる」という事をしています。

『特区制度』
これは経済や地域の活動などを活性化するために民間の企業や地方自治体などに、いままでは規制をかていた事に対して国が特定の地域に限って規制を緩くする特例措置の事を言います。

他の地域はまだダメだけど、まずは国が認めた場所に限り規制を緩くして、試しにやらせてみるのです。
うまく行けばそれがモデルとなり、他の地域でも規制が解除されてやって良いですよーとなったりするわけですね。

しかし、この特区を設けるには地方自治体との調整に時間がかかったりでフットワークが重いのです。

そこでもっとフットワークの軽い方法が考えられました。それが『レギュラトリー・サンドボックス制度』です。

サンドボックスは砂場と言う意味です。
公園で子供が砂場の中で自由に遊んでいる様子を例えて作られたものです。

砂場の枠の中限定で試しにいろいろやらせて見るという事です。

特区制度と違う所は、先程も話しました通りフットワークが軽い所です。
特区の場合は諮問会議という会議をしてから内閣総理大臣が規制の改革を認めるのですが、レギュラトリー・サンドボックスはもっと簡素な手続きで済みます。

何か取り組みたい事を規制している当局に申請すれば期間限定で規制が解除され、実験的にその地域で取り組みたい事を行えるようになります。

例えば、現在は羽田空港の敷地に限定して飛行機の完全自動運転の実証実験が行われる見込みになっています。

このような取り組みをしていく事で、もっと早く生活が豊かになったりするわけですね。

ただし、上手く行けばの話ですが。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2017/06/30(金) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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