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(ASEAN50周年)ASEANが作られた理由と日本との関係をわかりやすく解説して下さい。



日本とASEANが経済的関係の強化についてシンポジウムが行われました。
今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。



そもそもASEANとは何か?と言うことですが、ASEANはAssociation of South East Asian Nationsといいまして、『東南アジア諸国連合』と日本語では言います。

ASEANは1967年に作られ、東南アジアにある10ヶ国の国が加盟しています。東南アジアなので日本は加盟していませんが、ミャンマーやインドネシア、マレーシア、ベトナム、カンボジアなどが加盟しています。

何故ASEANが作られたのでしょう?
それはEU(ヨーロッパ連合)が出来た理由とよく似ています。

1960年代、冷戦と言ってロシアとアメリカで緊張状態が続きました。そして世界の中心の座はこの二つの大国に動かされていました。

一方、ヨーロッパは第二次世界大戦後で経済はボロボロ、アジアもボロボロ。
しかし、アメリカとロシアが戦争に突入した場合、またいろいろな国が戦争に巻き込まれてしまう・・。

そこでヨーロッパやアジアはそれぞれこんな風に考え始めます。
●アメリカやロシアのような力のある国を作らなきゃいけない。
●隣り合った国が戦争なんてしてる場合じゃない。
●国同士が経済協定を結び、早急に経済を復活しなきゃならない。

お互いの国同士が集まって巨大な組織体を作り、自分達の国を守ったり、経済を発展して行こうとしたわけですね。
そして今のようなEUやASEANが作られるようになったのです。

さて、ASEANと日本の関係ですが、現在は30年以上に渡って協力関係が続いています。

日本とASEANはお互いに貿易したり投資をしたりと、良きビジネスパートナーです。
そして、ASEANは今年で50周年を迎えます。

そこでASEANの加盟国の一つであるシンガポールで経済の強化をはかるシンポジウムが開かれたのです。シンポジウムには300人の企業関係者などが集まりました。

ASEANで事務局長を務めているレ・ルオン・ミン事務局長はベトナム出身です。
この方が「ASEANと日本で今後、インフラ整備やIT、医療などの事業について関係を深めたい」と話しました。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2017/07/07(金) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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