本日はちょっとだけ株の話をしてみたいと思います。ただ株だけの話では面白くする事ができないので、伝説の投資家ウォーレン・バフェットさんの話を取り入れて株の話をしていきたいと思います。
みなさんは株式投資に対してどのようなイメージがあるでしょうか?
儲かる、もしかしたら怖い、損するなどのイメージがあるかもしれませんね。
投資によって莫大な財産を築いた人物の中でこの人物をおいて語れません。
ウォーレン・バフェットさんです。
バフェットさんは1930年生まれ。
アメリカのネブラスカ州に住んでおり、バークシャー・ハサウェイ社という投資会社の会長とCEO(最高経営責任者)を務めています。
バフェットさんは主に株式投資によって莫大な財産を築きました。
ではどんな株式銘柄を購入したのでしょうか?
◾️アップル
◾️コカコーラ
◾️IBM
◾️アメリカンエクスプレス
どれもみなさん知っているような名前の会社ですよね。
バフェットさんは株を買う時にこの様に助言しています。
『誰でも知っているような会社』であること。
誰でも知っているような会社と言うのは、間違いなく規模が大きく倒産するメリットが少ないのです。
そして、いうなれば市場の独占性を示しています。
どういうことかと言いますと、コカコーラを見てみましょう。コカコーラは全世界と言って良いくらいにあらゆる所で販売されています。
他にも確かに飲み物は存在しますが、これだけの国で販売されている飲み物はコカコーラ以外には存在しません。
これが独占性です。
独占性があれば競合会社に抜かれるという心配もありません。それにみなさんがカジュアルに買い求めたり手にすることができます。
ですからさらにその商品が売れて行きます。
またこれらの会社は常に進化しています。
アップルでは最初にアップルコンピューターを作りました。
それからMacやiPod、そしてiPhoneと言った製品を作り出して世の中にインパクトを与えて来ました。
このように投資する会社の対象が『半永久的に儲けつづける事ができる独占性と成長性がある』というのが大事だとバフェットさんは言っています。
所でみなさんは物に原価があるのと同じように、会社にも原価があるのをご存知でしょうか?
計算式はここには書きませんが、ある計算をしますと会社の原価を割り出す事ができるんです。
株価と言うのは、みなさんが「お!この会社はこんな製品やサービスがある!この会社は将来儲かりそうだ」と思い、その会社の株を買っていく事で株価が上がって行きます。
反対もしかりで「この会社は将来がないな」と思い、持っていた株を手放す事で人気がなくなって株価が下がって行きます。
つまり、会社の原価にみなさんのいろいろな思惑が肉付けされる事によって株価というものが決まってくるわけです。
ですから会社の原価以下や原価により近い値段で買う事ができれば(もちろん独占性と成長性があるということで)それが利益に繋がるのは言うまでもありませんね。
バフェットさんは『バリュー投資』と言う手法を使っています。
先ほどの話のように、バフェットさんはより原価以下や原価に近い値段で売られている会社を探し出して購入するのです。
たまに市場では有望な株式銘柄が何らかの事情で株価がガクッと下がったりします。
例えばリーマンショックの時のように経済が大きく落ち込んだり、戦争が起こったりする時です。
こういった時に大バーゲンセールとなり、いつもでは購入できないような、株の安売りがされる時を狙ってバフェットさんは株を購入するのですね。
こうして見ますと、バフェットさんは非常にシンプルな考えで株式投資をしている事がわかります。
『大安売りしている有望な株を買う』
これがバフェットさんのスタイルのようです。
みなさんも株を始めるのでしたら参考にしてみてはいかがですか?
今回は株について少し話を致しました。
▼大佐のブログが本になりました。

自己紹介
ブログ管理人:大佐

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2017/07/15(土) | 経済のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)