アメリカの企業で身体にマイクロチップを身体に埋め込むという事がニュースとなっています。
今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。
手をかざすだけで扉をロックできたり、クレジットカードの代わりになったりする未来が来るとしたらみなさんはどうでしょう?
実はこの未来は既に一部分で実用化されています。
マイクロチップと言うのは集積回路ですね。
回路や機能などによってできる事は変わってくるのですが、いろいろな可能性があります。
例えば位置情報を伝える機能です。
実はもう日本でも普通に行われているのですが、マイクロチップを注射器の中に入れてペットの身体に射ちます。
もしペットが迷子になっても、スマホなどでペットが何処にいるかを検索する事ができるのです。
アメリカウィスコンシン州にある自動販売機を作っている会社『スリー・スクウェア・マーケット』では50名の従業員がマイクロチップを身体の中に入れました。
マイクロチップの大きさは5ミリにも満たない小さなものです。
これをペットの時と同じように注射器で手の中に入れます。少しチクッと痛いです。
このマイクロチップ、自動販売機にかざせばジュースが買えますし、パソコンだって動かせます。
中のチップが電波などを使用して近距離(数cm~数m)の無線通信によって情報をやりとりできるようにしています。
こういった技術を『RFID』と言います。
電車なんか乗るときに使うSuicaも同じ技術を使っています。
スリー・スクウェア・マーケットで使用しているチップにはさらに個人情報までもがインプットされています。
しかし、いろいろと問題がないのかしら?と思うかもしれません。
◾︎身体には大丈夫なの?
マイクロチップはごく小さく、ガラスでチップを囲ってあるそうです。
アメリカ食品医薬品局が認可しているそうなので身体には問題がないようです。
◾︎個人情報が流出しないの?
これに対してはなんとも言えません。
チップ内のデータは暗号化されていてるそうですが、どんなに高度なセキュリティでもハッカーなどに破られる事があります。
絶対安全とは言い切れないようです。
とはいえ、自分の体内にチップを埋め込んでいろいろな事が出来るようにする技術は凄いものですね。
今回はこのような事がニュースとなっているのです。
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ブログ管理人:大佐

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2017/08/04(金) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)