2017年のケニア大統領選で何故争いが起こっているのか理由をわかりやすく解説して下さい



ケニアで大統領選挙が行われます。
本日はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。



まずはケニアの位置を確認しましょう↑
東アフリカにあって、首都はナイロビといいます。
人口は4850万人ほど、昔はイギリスの植民地でした(1963年に独立)ですからスワヒリ語と英語が使われています。

ケニアでは1991年までは『一党独裁制』という政治形態が行われていました。
一党独裁政というのは、一つの党だけが完全に政権を支配しているようなものです。

他にも政党が確かにあるのですが権力はほとんどなく、実質は一つの党だけに権力があり、大統領ももちろんその中の党に所属していると言った具合です。

しかしそれから複数政党制に(政党がたくさんある)変わりました。
これによって、違う政党の中から大統領を選出できるようになりました。

ただし、現在は38の政党があるのですが、2つの二大政党が実質ケニアの政権を握っており、その配下に小さな政党がくっついて協力(こういうのを連立政権といいます。)しているような体制になっています。

ケニアの大統領の任期は1期につき5年間です。
選ばれれば2期まで連続で大統領を行う事ができます。

現在のケニアの大統領はウフル・ミガイ・ケニヤッタ大統領です。
2013年4月9日から第4代目の大統領を務めていますが2017年度で終了します。
この方のお父さんはケニアの初代大統領です。
今回、2期目の大統領をしようと立候補しています。



一方もう一人の候補者はライラ・アモロ・オディンガ候補です。お父さんはケニアの初代副大統領です。特に貧困層からの支持者が多いです。

他にも候補者はいますが、支持者の数から事実上この二人の一騎打ちとなっています。

ケニアでは過去に大統領選挙によって大きな混乱をもたらしました。
特に2007年の大統領選挙です。

この時に当選したのはキバキ大統領です。
この大統領選では不透明な部分がありました。(投票数をごまかしたのではないか?という疑いがあったり、有権者を殺害した事件も起こりました。)

この2007年の時に出馬していたのがオディンガ候補ですが、キバキ大統領に敗れ、これは不正ではないか!と訴えていました。

こういった事で大統領選挙は大きく荒れて1300人以上の人が暴動などによって亡くなりました。

そして暴動の時にキバキ大統領を応援していたのが、現在のケニア大統領であるケニヤッタ大統領です。ケニヤッタ大統領は「暴動の首謀者」として国際刑事裁判所に訴えられました。
しかし、証拠不十分で容疑は解除され2013年の大統領選で今の大統領となっています。

キバキ大統領は政権にいる間、キクユ人という民族だけを優遇し、他の民族は放置していました。
ケニヤッタ大統領もキユク人です。

この為、他の少数民族に不満がたまっていました。

オディンガ候補者はルオ人という民族出身です。
ですからキユク人優遇ではなく少数民族のルオ人出身の民族にも平等な権利を持たせようと考えています。だから少数民族(貧困層)からの支持者が多いのです。

二人の政治政策は概ね同じなのですが、民族の違いによって民族間同士の争いが起こっているのです。

つまり結局の原因は民族同士による争いなのです。

8日に投開票が行われて、8月15日までには公式に結果が出る予定ですが、かなり今回の選挙も荒れると考えられており、市民は食料の買いだめなどをしています。

これが今回のニュースです。

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自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 IT関係の会社員をしながら、当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 また、WEBライターのお仕事もさせて頂いています。 ライターのご依頼はコチラ

2017/08/09(水) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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