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鈴木俊一議員のガソリン代1400万円をわかりやすく解説して下さい



鈴木議員の資金管理団体で1400万円のガソリン代が記載されている事に対してニュースとなっています。
今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。



鈴木俊一議員は自民党に所属している国会議員です。現在は東京オリンピックとパラリンピックの競技の担当をしています。
過去には環境大臣も務めたこともあります。

この方の資金管理団体が2013年〜2015年の3年間で1400万円のガソリン代を収支報告書に記載していました。

政治家というのは基本的に何かの活動をするにあたり、お金がかかります。
例えば秘書の給料や選挙などでも人を雇ったレンタカーを借りたりと言った具合です。

確かに国から給料は貰ってはいますが、それを活動資金にしている政治家もいたりします。
しかし私達が思っている以上に政治家はお金がかかります。

では足りない分のお金はどうするかといいますと、寄付を募るのです。

よく政治資金パーティーとかあったりしますが、そういった催し物を開いて寄付を募ったり、単純に企業や個人から自分を応援してくれる方々にお金を寄付してもらうのですね。

こういうのを『政治献金』といいます。

政治献金には『個人献金』と『企業献金』の二つがあります。個人献金は私達のような個人が献金して、企業献金は会社が献金するものです。

ただ、この二つはしっかりと国でルールが決まっています。

例えば企業の場合は個人の政治家宛に献金する事ができません。つまり鈴木議員個人にどこかの企業が献金した場合は鈴木議員は捕まります。

しかし、政党宛(自民党とかね)に企業が献金する場合はOKです。(1年間で2000万円までです。)

では個人が鈴木議員に献金する事は可能でしょうか?

可能です。

何故企業と個人のちがいがあるかということですが、やはり企業の場合ですと1000万円と言った単位のお金が動いたりするからです。
個人の場合でしたら、さほど大きなお金を献金する事はあまりないでしょう。

個人献金の場合、1政治団体につき150万円までと言うルールがあり、年間で1000万円までならOKです。

政治団体と言うのは、その政治家が作っている『資金管理団体』と言った団体です。
実は個人宛に個人献金するのはOKなんですが、直接個人宛にお金を渡すのは禁止されているのです。

ですから政治家は『資金管理団体』という団体を個々に持っていて、そこに寄付をしてもらうわけです。

さて、ようやく本題に入ります。

鈴木俊一議員の政治資金団体は「清鈴会」といいます。資金管理団体は献金されたお金についての収支などをしっかりと記載し国に報告しなくてはいけません。

これを『収支報告書』といいます。
鈴木議員の収支報告書には2013年〜2015年の3年間で1400万円以上のガソリン代が記載してありました。

●13年・・491万円
●14年・・382万円
●15年・・539万円

鈴木議員一人だけではなく、鈴木議員の事務所で働いている7人のトータルガソリン代です。

これについて鈴木議員は「選挙区の岩手2区は本州でいちばん広く、一人が1日250〜300キロは走っている」と説明しました。

本当にそんなにガソリン代がかかるの?
なんか誤魔化してるでしょ?
と疑いがかかっているのが今回のニュースですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 広告主募集中!▶︎こちらからご連絡をお願い致します。

2017/08/11(金) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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