今月の17日にアメリカと日本で2+2(ツー・プラス・ツー)と呼ばれる日米安全保障協議委員会が行われた事がニュースとなっています。
今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。
まずはよくわからない語句から解説していきましょう。
日米安全保障協議委員会とは1960年に作られました。その時の名前は日米安保協議委員会という名前でした。
その後1990年に新しい組織に再編され、今の名前となっています。
何を話し合うのかと言いますと、例えば日本とアメリカの安全保障について話し合ったり、どのようにアメリカと日本が協力して敵国から防衛していくかや、沖縄の米軍基地、はたまた有事の際はどうするか?などいろいろと話合います。
参加メンバーは4人です。
◾︎日本
・外務大臣
・防衛大臣
◾︎アメリカ
・国務長官
・国防長官
通称2+2と呼ばれているのは、日本とアメリカが2人ずつ参加しているからなんです。
今回日本は外務大臣は河野太郎、防衛大臣は小野寺五典(おのでらいつのり)のお二人です。
アメリカは国務長官のレックス・ウェイン・ティラーソン、国防長官はジェームズ・ノーマン・マティスです。
国務長官というのは国務省という外交関係のお仕事をする方ですね。そのトップになります。
日本の外務大臣にあたります。
国防長官というのはアメリカの国防総省にいるトップです。陸軍・空軍・海軍を大統領の指揮下の元で統括します。
日本の防衛大臣にあたります。
2+2は定期的に行われるわけではありませんが、何かの節目などに不定期に行われます。
今回は2年4ヶ月ぶりです。
話合いの内容は特に北朝鮮について話し合われています。
連日挑発行為をする北朝鮮とアメリカのトランプ大統領です。一触即発までとは言いませんが、我慢の限界を達した際には実際に攻撃する可能性があります。
その時の為に、今回の話し合いは少し具体的な内容を話し合っています。
例えば日本とアメリカが北朝鮮のミサイルに対して強化した形で協力する事や新たな経済制裁を盛り込んだ話合いが行われています。
今回はこのような事がニュースとなっているのです。
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ブログ管理人:大佐

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2017/08/18(金) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)