安倍総理が掲げる看板政策である『人づくり革命』に基づいて『人生100年会議』が開かれました。
今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。
私達日本人の江戸時代の寿命はというと大体30歳〜40歳ほどだと言われています。
当時は子供の死亡率が高く理論上はこのような数値になったようです。
それから1947年は男女共に50歳となり、年代が経つにつれて寿命が大きく伸びます。
今では男性が80.79歳、女性が87.05歳という統計が出ています。
少し前までは『人生80年』と言われていましたが、これももう古い言葉となりつつあります。
今後、医療の発達などで益々日本人の寿命が伸び、今10歳の子供の2人に1人は107歳まで生きるという統計が出ています。
つまりおよそ日本人の寿命を100歳までと想定して
日本を考えなくてはいけなくなるのです。
平均寿命が100歳となった場合はいろいろと変えなくてはいけない事があります。
最近では公務員の定年退職が65歳になりましたよね?これに伴って一般企業でも65歳が検討されております。
このように定年だけではなくあらゆる事を考えなくてはなりません。
100歳を想定した新しい日本の成長戦略を行って日本全体の生産性を高める狙いとして安倍総理も『人づくり革命』という看板政策を掲げて行っていこうとしてるのです。
この人づくり革命の政策を根底に、先日政府が『人生100年会議』という会議を初めて開いたわけです。
初会合ではこのような事を話し合いました。
●幼児教育や大学の無償化
●企業の人材採用の多元化
人材の確保の年齢幅を広げたり、定年後も働けるように企業に促していく。
●全ての世代を対象とした社会保障の見直し
ひっぱくする社会保障を見直して、例えば社会保障の適用年齢を変えたりする。
などです。
しかし大きな壁となるのがやはり財源です。
もし就学前の0歳から5歳までの完全無償化をする場合は年間1兆2000億円が必要とされています。
莫大に膨れ上がる医療費についても考えなくてはなりません。
安倍総理は「財源がなければ政策は実現できない」と話をして財源を早く確保する手段を見つけて、具体的に政策を進めていくように指示をしました。
まずは年内に中間報告をまとめて、これから改革を実行していく考えです。
これが今回のニュースですね。
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ブログ管理人:大佐

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2017/09/13(水) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)