政府が9月28日に臨時国会を開く事にしました。
今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。
国会には通常国会、特別国会、臨時国会があります。まずはこれらを整理してから話をしたいと思います。
●通常国会
通常国会というのは毎年原則1月に国会議員が招集されます。この通常国会は150日間、土日祝日を含めて行われます。
何について話し合われるのかというと、税金に関する法律についてや来年の国の予算について話し合われます。
通常国会は必ず1年に1回は行わなくてはいけないと憲法で決められています。
●特別国会
衆議院には「解散権」というものがあります。内閣が解散した後には40日以内に選挙をやり直さなくてはいけません。
そして選挙をしてから30日以内に開かなくてはならないのが特別国会です。
政治家が一時的にいなくなってしまう期間がありますし、特に内閣総理大臣を決めなくてはいけないのでこうして期限が決められているのです。
特別国会は基本的に内閣総理大臣を決める以外はほとんど他の議題については話し合われません。
衆議院が解散してから最初の会議ですから、まずは国のリーダーを決めたり顔合わせって感じですね。
でも内閣総理大臣がなかなか決まらなかったりした場合は2回だけ延長することができます。
●臨時国会
臨時国会は衆議院、参議院のいずれかで4分の1以上が招集を要求する時に開かれる国会です。
会期はあらませんが2回まで延長が認められています。
こちらは通常国会での話し合いが未消化だったりした場合や、例えば大きな災害があって緊急に審議しなくてはならない議題についてを話し合われます。
今回、28日に臨時国会を開く理由は、まず今騒がれている衆議院解散の件です。冒頭で『衆議院解散をしますよ』と話をする為です。
それから「働き方改革関連法案」という議題について話し合われます。時間ではなく成果によって給料が変わるようなしくみにするにはどうしたらよいか?や、子育て支援について話し合いをします。
会期は12月上旬までの予定と言われています。
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ブログ管理人:大佐

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2017/09/25(月) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)