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本会議とは何?常任委員長・特別委員長とは何ですか?わかりやすく解説して下さい。




衆議院の常任委員長と特別委員長が決まりました。
今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。



国会議員は衆議院475人参議院議員242人がいますよね。何衆議院と参議院議があるかというと、重要な法律などを決めたりする時にチェックをするためです。(二院制といいます。)

で、よく国会中継が流れたりして、沢山の議員さんが賛成したり反対したりしてガヤガヤとやっている会議シーンを見たりするかと思います。

これらの会議は『本会議』と呼ばれており、会議が開かれている場所を『議場』と呼んでいます。

この議場には衆議院、参議院の両方が一緒に座っているわけではありません。

衆議院には衆議院議員だけの『衆議院本会議』、参議院には参議院議員だけの『参議院本会議』という本会議が開かれていて、議場も衆議院用の議場と参議院用の議場の二つが存在します。

いつ本会議が行われているかといいますと、月・水・金曜日の午前10時は参議院、火・木・金の午後1時は衆議院の本会議が開かれています。

しかし、これはあくまで原則的な日程です。

というのは本会議は必ずしも開かれるというわけではないからです。何故なら総議員の3分の1以上の出席を得られない場合は会議が開けない決まりごとがあるからです。

さて、この本会議ですが、先ほど申しました通り衆議院に至っては400人以上いるわけですから、この議員さん達が一斉に好き勝手に喋り出したら多すぎて何も決まりません。

そこであらかじめ委員長という人達を選んでおくのです。

委員長にはいろいろと種類があるのですが、大きく二種類に別れます。

『常任委員長』と『特別委員長』です。

常任委員長は例えば『文部科学委員長』とか『予算委員長』という委員長です。
こちらは常に日本の事に関わるのでこう呼ばれています。

一方、特別委員長には『災害対策特別委員長』という委員長などがいます。
こちらは一時的に日本に関わる、例えば地震や大きな災害があった時に活躍する委員長なのでこう呼ばれています。

委員長は基本的にその筋に詳しい人物や今までにその分野へ関わってきた人物が選ばれます。

各委員長は担当ごとに委員会を開いて法律案を考えたり議論をしたりしてあらかじめ内容をまとめておきます。
そして本会議にて委員長がそれらの内容について話したり、質疑応答に答えるわけですね。

今回はざっとこのようにメンバーが決まりました。

常任委員長
・文部科学委員長:自民党の冨岡勉氏
・法務委員長:自民党の平口洋
・国土交通委員長:自民党の西村明宏
・予算委員長に自民党の河村建夫

特別委員長
・災害対策特別委員長:自民党の望月義夫
・沖縄及び北方問題に関する特別委員長:立憲民主党の横光克彦氏
・北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長:自民党の江藤拓氏

今回はこのような事がニュースとなっているのですね。
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大佐
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2017/11/06(月) | 政治のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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