JISマークの改正と経緯についてわかりやすく解説して下さい



JISに違反した場合の罰則が変わった事がニュースとなっています。今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。



日本にはJISマークというものがあります。おそらく大体の方が見た事があるかと思います。

JISとはJapanese Industrial Standardsの略称ですね。日本語で言えば『日本工業規格』と言います。なぜこんなマークが作られたのでしょうか?

現在、日本製と言えば世界で高いブランド価値として評価されています。しかし昔は日本製に対してブランド価値なんかありませんでした。

映画バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3で、1985年から1955年当時のドクに会いにやって来たマーフィーとでこんなやりとりがあります。

ドク「こんな小さい部品で故障するとは。日本製か道理で」
マーフィー「何言ってるんだよ、日本製は最高だよ」
ドク「信じられない」

何を言いたいかと言いますと1985年では日本製は最高と認められているのに1955年当時の背景ではまだ日本製というブランドは浸透してなかったわけですね。

戦後、日本では復興の為に物凄い勢いで原料を輸入してそれを海外に売ろうとしていました。しかし日本製の物が売れる為には『品質』という問題がありました。

先程の映画のくだりの通り、この頃は『日本製=チープで安い』というのが世界の評価だったのです。
そこで産業界は品質向上に力を入れることになったのです。

そして1949に「日本工業標準調査会」というものが作られ『工業標準化法』という法律に基づいてJISマークが作られ、それに沿って製品が作られたのです。

つまり品質を高めるためにいろいろな製品に対して標準化をして、JISマークが付いた物をブランド化させて世界中に売ったわけですね。



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JIS製品にはいろいろとありますが、例えば鉄鋼であったり工具と言った工業製品に限られます。

そして鉄鋼で言えば形状や品質、性能やら試験方法のテストに合格した物だけにJISマークを付けているのです。

さあ、JISマークがわかった所で去年に大きな事件がありました。神戸製鋼所という会社で鉄鋼の品質を改ざんしていた事件です。

神戸製鋼所は大手の鉄鋼メーカーですが、もちろん製品はJIS規格に乗っ取って生産していたはずでした。

しかしこのような会社が品質を改ざんしてしまいますと、JISマークの意味がなくなってしまい、世界中から信頼を失ってしまいます。

そこでJIS規格に違反した場合は現行法では罰金が100万円だったものを1億円に引き上げる事にしたのです。

今回の罰則強化は根本的な再発防止にはなりませんが罰則金を高める事でJIS制度の信頼性を高めることを狙いました。

これが今回のニュースですね。
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自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 IT関係の会社員をしながら、当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 また、WEBライターのお仕事もさせて頂いています。 ライターのご依頼はコチラ

2018/01/12(金) | 日常ブログ | トラックバック(0) | コメント(0)

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