FC2ブログ

トランプ大統領のNPR(核兵器戦略の見直し)指針ついての考え方をわかりやすく解説して下さい



トランプ大統領が核体制の見直しを発表しました。
今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。



世界で一番核兵器を保有している国はロシアです。
その数は7300発です。続いてアメリカが6970発です。そしてフランス、中国、イギリスと続きます。

北朝鮮は第9位で10発未満(といわれています。)です。世界中の核兵器を集めますと15300発以上にもなります。

核兵器はその時代背景によって保有する数が違ってきます。
例えばアメリカとロシアが大きく対立していた冷戦時代は、アメリカは最高で31000発、ロシアは45000発もの核兵器を持っていました。

ではオバマ政権下は核兵器に対してどのような考え方だったでしょうか?

オバマ大統領と言えば2016年の5月27日に現職として初めて広島に訪れ原爆死没者慰霊碑で献花した後に演説した事がニュースとなりましたね。

オバマ大統領は核兵器に対してこのような発言をしていました。

「平和で安全な核兵器なき世界を追求する」

これは2009年4月にアメリカとEUの首脳会議でチェコに行った際に、核兵器を唯一実戦で使用した国の代表として発言しました。(プラハ演説と言っています。)

また、2010年4月にはアメリカ、ロシアの戦略的核兵器削減条約にも調印(国が作成した公文書に署名すること)しています。



style="display:inline-block;width:300px;height:250px"
data-ad-client="ca-pub-7859297220454570"
data-ad-slot="5856024247">



核兵器に対しては時代背景に合わせて今後どのようにしていこうかという戦略を立てています。今後5〜10年後の戦略核兵器の見直しをする事をNPR(Nuclear Posture Review)といいます。

オバマ政権下時代だった2010年のNPRは次の様なものでした。

●核の拡散と核によるテロの防止
核兵器が世界中で使われたり持ったりしないように監視していきます。また核兵器を自国が持つ事でテロを抑止していきます。

●核戦略と核兵器の役割を減少
核兵器を持っていない国に対しては核兵器を使用したり、「核兵器を持っているぞ!」と脅したりしません。持ってる国と戦争になった場合でもむやみに核兵器を使用したりしません。

●安全で安定的、効果的な核保有の維持
核実験や新しい核弾頭(ミサイルの部分ではなく、ミサイルに積まれている核の部分)は開発しません。核兵器を作る場合は過去のデータを用いて作ります。

など

核兵器を持っている国ですから、なんか無理があるような・・と思う方もいるかもしれませんが、とにかくオバマ政権下では核兵器は減らすような雰囲気は見て取れるかと思います。

ではトランプ大統領の今回の新NPRを見て見ましょう。

トランプ大統領は就任演説でこのような発言をしていました。
「力による平和」

つまり一国が強力なパワーを持って平和を維持していく考えです。最近の背景では特に北朝鮮とアメリカの緊張が続いています。北朝鮮の背後にはロシアもいますよね。

北朝鮮はオバマ政権下時代に核兵器を保持してしまいました。またイランの核開発も問題になっており、核兵器の脅威は事実として広がっています。

今回のNPRはこんな感じです。

●核兵器の使用は核兵器以外の攻撃でも使用します。
●潜水艦に搭載できる小型の核ミサイルを開発に取り組みます。
●ピンポイントで攻撃を与えられる程爆発力のある小型核の導入

オバマ政権下とは明らかに違っていますね。
特に『開発』という文字がキーワードです。削減方向にはちょっと向かっているようには見えないですよね。

アメリカは核兵器の使用は極限状況に限るとしており、国防副長官のシャナハン氏も核兵器を使用したいわけではないと述べています。

今回はこのような事がニュースとなっているのですね。
スポンサーリンク


▼大佐のブログが本になりました。 2018071712381622c.jpeg
自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 広告主募集中!▶︎こちらからご連絡をお願い致します。

2018/02/05(月) | 宗教・戦争のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

«  |  HOME  |  »

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
http://bakademonews.com/tb.php/565-a697f318
 |  HOME  |