シェアハウスのかぼちゃの馬車が破産したニュースをわかりやすく解説して下さい



シェアハウスの「かぼちゃの馬車」を展開する、スマートデイズが、民事再生法を申請して受理されました。

今回はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。



株式会社スマートデイズは中央区銀座にある不動産会社ですね。不動産の売買や賃貸、リフォームなどといった仕事をしていました。

特に女性専用のシェアハウスとして、「かぼちゃの馬車」というシェアハウスサービスが売りでした。(男性や外国人向けにステップクラウドというシェアハウスサービスもありました。)

シェアハウスと言うのは1つの部屋や1つの家などに複数の方が一緒に住んで、家賃などを折半して節約しながら暮らしたり出来ます。

特にお金の面では非常に安く済みますし、テレビでもシェアハウスの中で暮らす番組もあったので一気に人気が高まりました。

東京ではシェアハウスの人気に伴い、あちこちでシェアハウスサービスを始める不動産会社が増えたのです。

しかしその結果、シェアハウスの飽和状態となってしまったのです。
シェアハウスはあるけど入居者がいなくなってしまったのですね。

スマートデイズでは、シェアハウスの事業をどのように運営していたかと言いますと、「サブリース」という方法で運営していました。

私達がもしマンションなどを買って、オーナーとなり経営するとしましょう。
実はマンションを経営するにしてもいろんな方法があります。

一番ベターなのはマンションを持っているオーナー(大家さん)と入居者が契約して、入居者が賃貸料を払うというやり方ですね。

しかし、入居者がいなくては家賃が入りませんので、仮に誰も入居者がいなかった場合は家賃収入は0円です。

もしこんな場合になってしまうと、大家さんは困ってしまいますよね?
そこで「サブリース」という方法があるのです。

サブリースは不動産会社に一括で借りて貰います。マンション丸ごとです。そして私達が経営する代わりに不動産会社が経営してくれます。

賃貸料は不動産会社がオーナーに支払います。

もし仮に入居者がゼロでも不動産会社は約束した時の賃貸料をオーナーに払わなくてはいけません。
オーナーとしては入居者がゼロで家賃収入を得られない事がなくなります。

ただし、デメリットもあります。

まず、一部屋の賃貸料の支払い額が下げられてしまいます。
個人経営でしたら6万円だったはずの賃貸料が4万円になったりしてしまうのです。

大きなリスク(入居者ゼロで家賃収入がない)を回避する代わりに、多少のリスクを背負う事になります。

また不動産というのは年数が経ちますと、どうしても価値が下がってしまいます。

ですから不動産会社とオーナーの間で2〜5年くらいの周期で賃貸料の金額の改定を求められます。
もちろん、当初決めた値段より金額は下がります。

なかなか上手い話はないのです。

さて、シェアハウスをサブリース運営していたスマートデイズですが、結局は市場が飽和状態になってしまい、入居者が集まらずに破産してしまいました。

負債総額は2017年3月期末時点で約66億円、18年3月期末時点で約60億円。

これにより民事再生法を申請しました。

民事再生法は会社が完全に潰れるわけではありません。

借金が多すぎて返せないので、いくらかチャラにしてもらい、今ある資産(今回の場合でしたら不動産などを残す)を働かせて、そのお金を返済に充てるやり方です。

会社が倒産して完全になくなってしまうと、お金を返して欲しい方には1円も返ってこなかったりしてしまうので、会社を存続させて少しでも借金を返済して貰うのです。

今回はこのような事がニュースとなっているのです。
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ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 IT関係の会社員をしながら、当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 また、WEBライターのお仕事もさせて頂いています。 ライターのご依頼はコチラ

2018/04/10(火) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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