スルガ銀行がシェアハウス(スマートデイズ)のオーナーに不正融資したニュースをわかりやすく解説して下さい



シェアハウスオーナーの弁護団がスルガ銀行に刑事告訴する方針を固めました。

今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。

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シェアハウスとは一つの住宅を複数人で共用して暮らす、ここ数年で若者に人気のある生活方法です。

この流行に乗ってシェアハウス、「かぼちゃの馬車」という女性だけのシェアハウスの物件を提供していたのがスマートデイズと言う会社でした。

スマートデイズはサブリースという方法を用いてました。

普通は賃貸物件のオーナーは入居者と賃貸契約を結んで家賃を収入源にします。

しかしサブリースは物件を持っている所有者が一括で不動産会社に借り上げて賃貸契約します。

不動産会社に自分の物件を委託しちゃって物件の経営を代わりにやってもらうのです。

サブリースにしますと、例え誰も入居者がいなくても継続して一定の金額を不動産会社からオーナーに支払われます。

ただし、入居者と賃貸契約をするよりかはいくらかは安い金額とはなってしまいます。

このようにオーナーとかぼちゃの馬車の運営会社であるスマートデイズとサブリース契約を多くの方が結びました。

しかし、シェアハウスブームで都内にシェアハウスが乱立して供給過剰になり、多くのシェアハウスで空きが出てしまいました。

オーナーは例え全てが空き部屋になっても契約によりお金が支払われるはずだったんですが、スマートデイズは結局破産してお金が支払われなくなってしまったのです。

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さて、オーナーは当初シェアハウス用の物件をスマートデイズで勧誘されてサブリース契約をしたわけです。

物件の購入費はスルガ銀行からお金を借りました。
スルガ銀行ではシェアハウス投資向けの融資をしていたのです。

普通、銀行で融資をして貰うときは返済能力があるかの審査をするようになっています。

融資したはいいがお金を返せないとなったら困るので、その人の預金額や収入がどのくらいあるかを見るのです。

まずオーナーは預金額や収入に関しての書類をスマートデイズ側に提示しました。
スマートデイズ側でこれをスルガ銀行に持って行って審査をしてもらいます。

これで返済能力がないような場合は融資を断られる事もあるのですが、2014年9月~17年11月に融資を受けたオーナー35人は融資の審査が通りました。

しかし、スマートデイズ側で預金額や収入が勝手に水増しされて改ざんされていました。
本来の預金額や収入を記載した内容よりも勝手に高い金額を書いていたのです。

これだけならスマートデイズだけの責任ですが、スルガ銀行は改ざんしていた事を知っていたのです。

銀行ですから、当然その書類が正しいのか調査します。オーナーや不動産会社が例えウソを書いてもすぐにわかってしまいます。

たとえ私達が源泉徴収票を書き換えて提出してもわかってしまいますよ(^^)(たぶん犯罪となるはずです。)

つまり「スルガ銀行は書類を改ざんした事を知りながら融資を行なっていた」というわけで、スマートデイズとスルガ銀行は実はグルだった可能性が高いのです。

銀行側は支払い能力がない人に融資したらお金が返って来なくて損するんじゃないの?と思った方はスルドイ!

ですが、銀行なんてのは何とかして回収しちゃうものですし、シェアハウスに投資できる方ですから、それなりにマネーは持っているとよんでいたんだと思います。

そこでシェアハウスオーナーが集まり被害弁護団を作り、スルガ銀行の融資担当者と不動産業者の従業員らについて、「有印私文書変造」などの疑いで告発状を警視庁に提出したのです。

有印私文書変造とは、公文書や私文書を勝手に改ざんしたりしちゃいけませんよという法律です。

これが今回のニュースですね。
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大佐
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2018/05/23(水) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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