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日銀が国債によって債務超過になる恐れがある問題をわかりやすく解説して下さい



日銀の資産が膨張して、このまま利上げをすると債務超過となってしまいます。

今回はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。

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日銀とはなんだったか、まずは復習です。
日銀は別名、中央銀行といいます。

巷にあるような普通の銀行とは違って、私達が直接日銀にお金を預けたりローンを組んだりはできません。

では何をしているのか?

●日銀は巷にある銀行の為の銀行です。
私達が巷の銀行に預けたお金を、さらに日銀が預かったり、逆に巷にある銀行に日銀が利子を付けて貸したりしてます。
→巷にある銀行はそこにさらに利子を付けて民間の人や企業に貸し出したりするのです。

●紙幣の発行
お札を見るとわかりますが、「日本銀行券」と小さく書かれています。紙幣は日銀が発行してるのです。

●政府の銀行
国民から預かった税金を公務員の給料や公共事業(道路作ったり、橋を作ったり)に当てています。

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では、国債とは何かを今度は復習です。

国債とは「国庫債券」の略称です。
これはいわゆる借用書ですね。

国が国債を発行して、それを国民に購入してもらうのです。

でもただ購入してもらうだけでは意味がありませんから、ある一定の時期(5年後とか10年後とか)が来たら利子を付けて国民に国債と引き換えにお金を払うのです。

国は国民から集めたお金を様々な事に使用して、国の運営費に使ったりするのです。

現在、国ではこの国債を大量に保有しています。

どういうことかと言いますと、今もあんまり変わらないと言う声もあったりしますが、特に日本が不景気だった頃の事です。

不景気になりますと国民はお金を使いません。
お金を使わないので、大体の方が銀行にお金を預けてしまいますよね。

銀行に預けたままですから市場にお金が回らなくなってしまい、ますます経済が悪くなります。

経済が悪くなりますと、お金を借りようとする企業も、ローンを組もうとする人もいなくなります。

そこで、中央銀行が「この金利で貸すようにして下さい。」と巷の銀行に指示します。
もちろん、金利を低く設定させます。

金利を低くすれば、お金を借りる人が増えて、それで設備投資したり何かサービスを行ったりする人が増えて、市場にお金が回るようになるからです。

銀行は私達から預かったお金を、他の誰かに貸して利子を付けて返してもらうことで儲けていますが、しかし低金利にしても不景気で借りる人があまりいません。

銀行もお金を貸して返って来なかったら困りますから、お金を貸さなくなり、お金を銀行内に大量に保管する傾向になります。

お金をとりあえず持っておけば安心ですよね。

ですがこうなると銀行に大量のお金が集まるだけで、市場にお金が回らなくなります。

そこで日銀が巷にある銀行に債券を売って、それと引き換えにお金を預かり、公共事業に当てたり、景気を刺激する何かを行ったりしたのです。

これらが少しずつ景気を刺激していって、今の日本の景気になります。

しかし、問題があります。

債券とは先程申しました通り、借用書です。
借りたマネーはきっちり返さなくてはなりません。

債券は一般的に長期間の債券を買うほど金利が高くつきます。(10年の国債だったら5%とか、20年の国債だったら10%とかね。)

日銀は不景気で低金利だった時代に大量に長期間の債券を売って、お金を借りている状態です。

ですが、日本では景気が良くなり始めた(と言われています。)のでこれから金利を高くして行く方向に舵を切ります。

景気がよくなれば多少金利が高くても借りる人がいるからですね。

金利を高くすると、銀行などが持っている債券と引き換えに、国は沢山の金利を付けて返さなくては行けなくなるのです。

するとどうなるでしょうか?

国民や銀行から当時借りた金額よりも、たくさんの金額を国が返さなくてはならなくなるわけです。

つまり政府が借金返済できなくなってしまう恐れがあるのです。

借金が返済できなくなるので、金利を高くすると言う方向の舵がなかなか出来にくくなります。

これが問題となっているのですね。

今のような金融緩和(金利を低くしたりすること)をやめたら政府は借金が返せない・・う〜ん、どうしよ・・というわけです。

これが今回のニュースですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 文章力を生かせる就職先を探しています!▶︎こちらからご連絡をお願い致します。

2018/08/22(水) | 経済のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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