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韓国海軍から海上自衛隊の哨戒機にレーダー照射を受けたニュースをわかりやすく解説して下さい



日本の海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の艦艇からレーダー照射を受けました。

今回はこのニュースをわかりやすく解説したいと思います。

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レーダー照射。

これ、けっこうテレビでニュースになりまして、日本政府が「遺憾の意」を示しました。と発表されたりします。

例えば2013年1月19日、30日には中国海軍艦艇からレーダー照射を海上自衛隊の護衛艦と搭載されていたヘリコプターに照射された事件がありました。

「艦艇」というのは軍事目的とした大小ある船舶のことを総称してこう呼んでいます。(艦は大型を指し、艇は小型のものを指します。)

何キロも遠くにいますし、どのぐらいの大きさかは推測でしかわからないので「艦艇」と表現しているのです。

ではレーダー照射と言うのは何か?
と言う事ですが、少し専門的な話になりますが説明します。

レーダー照射と言うのは「射撃管制用レーダー」とか「火器管制用レーダー」と言ったりします。

仕組みは「やまびこ」と同じような感じですね。
やまびこはヤッホーと叫べば、遠くに跳ね返す対象物があれば遅く返ってきますし、近くにあれば早く返ってきます。

これと同じ事を電波を使って行います。

この反響して来た電波を解析して、相手の距離や対象物の大きさ、移動速度などを測るわけです。(反響さえすれば光でもOK。)

そして解析をしてから狙いを定めて大砲を撃ったりミサイルを発射するわけなんですが、ここでちょっと捕捉が入ります。

レーダー照射とロックオンとはちょっと違います。
よく映画などで戦闘機同士が戦い、ミサイルを発射する前にロックオンするシーンがあると思います。

あれがロックオンでして、レーダー照射はあくまで対象物の距離などを測定する際に使用します。レーダー照射=ロックオンと誤解しない事が必要です。

とはいえ、レーダー照射をした延長戦でロックオンし、攻撃に入りますので危険な事は確かです。

そしてこのレーダー照射はもちろん受けた側はすぐにわかります。レーダー照射の受信をしますと警告を発して、自動的に記録するようになっています。

レーダー照射ぐらいならまあ大目に見てもいいんじゃないの?と思うかもしれませんね。

ですがそもそもレーダー照射する行為は「西大西洋海軍シンポジウム」が作った「紳士協定」(CUES・Code for Unalerted Encounters at Sea)に違反しています。

これは日本や中国、アメリカや韓国と言った国が参加して作られた物ですが、不測の事態が起こらないように行動基準を定めたものです。

もし威嚇やいたずらにレーダー照射をして、相手から自衛の為に本当にミサイル攻撃がされましたらどうでしょうか?

あるいはそれが引き金となって、武力衝突する可能性はゼロではないです。

ですのでこうした事が起こらないように予め「しないようにしましょう。」と決められているのです。
ただし、国際法で決まっているわけではないので、あくまで行動基準でしかありません。

ではニュースに戻りましょう。12月20日、日本のP1哨戒機が韓国海軍の艦艇からレーダー照射を受けたと発表しました。

哨戒機は潜水艦を主に発見、攻撃する軍用機です。
この哨戒機が飛行している最中にレーダー照射されたというわけです。

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レーダーの照射は複数回にわたり、また一定時間続いていたことが分かりました。そこで日本側が韓国へ抗議をしました。

しかしこれに対して当初韓国側はこのように説明しました。
「レーダー照射なんかしていない」

しかしながら、先ほども申した通り、レーダー照射は、行ったかどうかはすぐにわかってしまいます。

またレーダー照射は独特の周波数帯で照射されているので、他の周波数と混同するとは考えにくいです。

その後に韓国はレーダー照射をした事は認めていますが、遭難した北朝鮮の漁船を捜索する際にレーダー照射をしたとし、また韓国側の駆逐艦の上空を哨戒機が飛行したのでと主張しました。

これに対して日本は哨戒機は国際法などを守って、自分達の駆逐艦(敵の軍艦を破壊する軍用艦)から一定の高度と距離をとって飛行していたと反論しました。

レーダー照射を度々してくる理由と言うのは、いろいろありますが、日本のこのレーダー照射に対する行動ミスを狙っていると言われています。

レーダー照射した後に日本がレーダー照射をした場合はどうなるでしょう?

たちまち相手国からの抗議などが有りますし、日本が攻撃体制に走った!と、自衛隊が糾弾されてしまいます。

コノヤロー!と、ミサイルなんて撃ったら大変な事になります。

と、言うわけで日本の自衛隊は遺憾の意を示すしかないようです。

これが今回のニュースですね。
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自己紹介
ブログ管理人:大佐
大佐
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2018/12/25(火) | 国際事情のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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