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インドとパキスタンの仲が悪い理由をわかりやすく解説して下さい



現在パキスタン軍がインド軍の戦闘機を撃墜したり、両軍の間で砲撃するなどの軍事行動が問題となっています。

今回はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。

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インドとパキスタン2つの国は1947年以降から実はずっと紛争を繰り返しています。

インドとパキスタンの独立記念日は1947年8月15日です。

たまたま同じ日が独立記念日というわけではありません。二つの国は非常に複雑な歴史を辿ってきたのです。

インドとパキスタンはお隣どうしです。

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昔はインドやパキスタンなんていう国名も国境もありませんでした。代わりにここにあったのが「ムガル帝国」でした。

ムガル帝国は今のインドやパキスタンの辺りを支配していた巨大な帝国です。

大きな帝国に至るまでは様々な国と戦争を行い支配して来たわけですから、ムガル帝国には当然さまざまな人種・宗教の人が住み着きました。

ですのでムガル帝国にはイスラム教を信じる者、ヒンドゥー教を信じる者などが一緒に暮らす事になったのです。

しかし次第にムガル帝国は衰退して行きます。

ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブになってからでした。彼は熱心なイスラム教徒であった為、ヒンドゥー教徒やその他の宗教徒を弾圧し始めたのです。

これによって各地で紛争が起こってしまい、宮廷の散財や軍事費の増大によって財政が圧迫、アウラングゼーブも89歳で亡くなりました。

するとヒンドゥー教徒が離れたり、各地では勝手に独立する人や地主が税を取り立てる様になったりと大混乱。

そんな時に「ボロ儲けやで!」

と、この絶好のチャンスを逃すまいと現れたのがイギリスです。

あっという間にイギリスはこの一帯を植民地にしてしまいました。
そしてイギリスのヴィクトリア女王を皇帝とするイギリスインド帝国としてしまったのです。

ただ宗教概念と言うのはなかなか変えられるものではありません。イギリスのキリスト教を押し付けても絶対に紛争が起きます。

そこで他宗教にも割と寛大なヒンドゥー教徒を利用しました。

ヒンドゥー教徒は西洋文化や英語などを受け入れて積極的に学んだ為、医者や政治家など地位や信用の置ける職業に就くことができたのです。

イギリスも扱いやすいヒンドゥー教徒を優遇するようになります。

一方、イスラム教徒はこういった西洋文化などを拒否していたので、次第に地位や信用のある職業に就く事が難しくなってしまいました。

こうしてイスラム教徒はヒンドゥー教徒とに対して反発したり、憎んだりするようになってしまったのです。

イギリスはさらにこの国の人達に対し理不尽な制約をしたり、騙したり、振り回します。

(ただイギリスは悪い事ばかりしていたわけではなく、インフラ整備や教育、差別の廃止などを行なったりしました。その証拠に今のインド人は意外とイギリスに対してはあまり悪い印象は持っていないようです。)

この状態を嘆いて独立に一役活躍したのが、皆さんもご存知の非暴力、非服従の「マハトマガンディー」ですね。

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イギリスの登場でもうどうにも収集がつかなくなった国内に対し、ついにイギリスは第二次世界大戦後に独立を認める事にしました。

しかし、インド一国にするのではなく、ヒンドゥー教徒が多数いるインドと、イスラム教が多数いるパキスタンに分けて、双方が独立するようにしたわけです。

こうしてインドとパキスタンが出来上がったと言うわけですね。

が、これで終わりにはなりません。
ここからが、1947年の独立から何度か繰り返されているインドとパキスタンの紛争の話になるのです。

ここにカシミールという地域があります。

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実はここは地元の有力者に治めさせていて、独立する際にインド領にするか、パキスタン領にするかしっかりと決めずナアナアにしてしまったのです。

これによってインドとパキスタンの領有権争いが起こり「カシミールはウチの領土だ!」となっているのです。

今までカシミールをめぐり3回も戦争が起こっています。

そして今も両国の間で戦争や紛争が起こっているというわけです。

これが今回のニュースですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2019/02/28(木) | 宗教・戦争のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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