今年(2019年)はゴールデンウィークが10連休になりました。
今回はこのニュースをわかりやすく解説していきたいと思います。
この日本が・・10連休・・⁈
それって大手企業の一部だけが10連休なだけで、プレミアムフライデーみたいなモノじゃないの?
・・と疑っている方がいらっしゃるかと思います。
部屋に飾ってあるカレンダーを見て見ましょう。
たぶん10連休にはなってないと思います。
なんだ・・やっぱり違うのか・・
と、がっかりしないでください。
確かに10連休じゃない企業も仕事上、あるかも知れませんが、基本的に全ての企業が10連休です。
カレンダーが休みになってないのは、10連休に決定した事がカレンダーを作られた後に決まったからです。
10連休になった理由はまずこちらです。
●新天皇の即位
現在の天皇陛下が今年、4月30日に退位します。
今の天皇陛下は84才です。もう高齢ですから流石に公務を行う事も非常に大変です。
たまに皇后(こうごう)様が陛下をサポートしてる場面があったりしますよね。
何故4月30日になったかといいますと、これは首相官邸と宮内庁でバトルが行われて決まったと言われています。
首相官邸とは内閣総理大臣や内閣官房長官(総理大臣を助けたり内閣の事務を統括する仕事をする人です。)がお仕事をする場所で、国の政策について重要な事を決めたりするところです。
宮内庁とは皇室の方々の公務を助けたりお世話をしているところです。
首相官邸は最初に年末に天皇陛下が退位し、元旦に新しい天皇の即位を提案していましたが、この期間は公務で忙しいと宮内庁が話し、別の日になりました。
そして、ああでもないこうでもないと首相官邸と宮内庁がバトルをして、最終的に4月30日に退位、5月1日に新天皇の即位と決まりました。
もともとは5月1日はお休みではなかったのですが、これによって天皇陛下即位の日として休日となったのです。
ではカレンダーを再度見てみましょう。
なんと、4月30日(火)と5月2日(木)はもともと休みにはなっていません。
そうなるとここが休日になった理由がわかりませんね。
ここが休みになった理由はこちらです。
●祝日法だから
祝日法って何?と思うかもしれません。
これは1948年に「祝日に関する法律」というものが交付されて今に至ります。
この祝日はこんな意味と決まりがあり、だから休みですよーと言った内容が書かれています。
祝日法にはこんな決まりがあります。
「祝日に挟まれた日を休日にする」
つまりですね、4月29日(火)は昭和の日で祝日です。5月1日(水)が天皇即位の日となり祝日なので、祝日に挟まれている4月30日が休みとなるのです。
5月2日(木)も同じです。
5月1日(水)が天皇即位の日で祝日、5月3日(金)は憲法記念日で祝日です。祝日に挟まれるので5月2日は休みとなります。
これによって10連休のコンボとなったのです。
ちなみに僕は屋久島に行きます。
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ブログ管理人:大佐

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2019/03/15(金) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(2)