★縄文杉豆知識
縄文杉にはガイドがいないと登れない?なんて思っている方がいるかもしれません。
確かにガイドが付いて縄文杉を目指しているグループはかなり見かけました。
しかし結論から言いますとガイドがいなくても縄文杉には行けます。
なにせ一本道ですし、他のトレッキング客が歩いてる方向に付いて行けばいいですからね。
ただ、ガイドが付いていた方がいろいろな屋久島の話を聞く事ができますし、何かと気を配ってお世話をしてくれますから不安な方は付けた方が良いと思います。
ガイド付きで楽しそうにトレッキングしているグループや家族やカップルで登っている人達を横目に僕は単独で縄文杉を目指します。
雨は霧雨の様に常に降っております。
カッパはワークマンで購入した防水性の高いヤツを来ていて(上だけ)、中は普通のTシャツ1枚。
ワークマンのカッパは素晴らしい性能で最後まで大活躍してくれました。
ズボンは両膝に穴の空いたジーパン。
靴はバイク用のブーツです。
トロッコ道と呼ばれる、昔材木を山から運ぶために作られた線路があり、その中に木の板が並べられた道を進みます。
少し歩きますと洞窟に入ります。
洞窟はライトが付いてますから安心です。
次第にもののけ姫で見たような山の景色が現れて、屋久島の大自然を感じます。
フサフサの苔を触ったり、切株に手を突っ込んで写真を撮ったりとまだまだ余裕です。
このトロッコ道がずっと続くなら楽勝だわ。
トロッコ道っていうなれば普通に舗装された坂を歩いている様なものです。であるからして、惰性で歩いていけば非常に楽なんですね。
が、ブーツの違和感に気づき始めていました。
このブーツは非常に頑丈に出来ていて、そこそこの防水性があるんですが、やたらと重い。
多分両足で1.5キロくらいあります。
みなさんわかってると思いますが、トレッキングにはもっと軽くて足首を保護する靴をチョイスされるかと思います。
多分、縄文杉を目指してる大半はその様な靴だと思います。
40分くらいでしょうか。
「小杉谷小・中学校跡」という、こんな所に昔は学校があったのか・・という所に着き、その近くに休憩所がありますので小休止します。
汗だくです。
僕は1.5キロの重りを付けて歩いてる様なもんでして、普通の人より余計に体力を使い疲れるわけです。
このブーツダメです。
なんでこれをチョイスしたのかわかりません。加えて中に来ていたTシャツも汗でビショビショです。
★縄文杉豆知識
・バイク用のブーツは重いのでやめましょう。
靴は足首まで保護する軽い靴にしましょう。
・Tシャツは良いと思いますが、綿とかはやめましょう。「速乾Tシャツ」がベストチョイスだと思いますので、そちらを着るようにしましょう。
・ワークマンのカッパは間違いありません。
小休止しますとすぐに体が冷えて来ます。
山の上は寒いので歩いてる時はいいですが、止まるとすぐに冷えてしまうのです。
そして僕は両膝に穴が空いたジーパンでして、通気性はいいですが、雨に濡れた倒木や各休憩地点にある腰掛けに座る事が出来ません。
座ったらパンツ濡れます。
ですので休憩中は常に立っているという、自ら招いた拷問に耐えなくてはなりません。
凄くいいなと思ったのが、ガイドが持っていたアイテムです。尻が座れるくらいの大きさに切った防水のマットです。
これをお客さんの人数分持ってきていまして、小休止しているトレッキング客はこの上に座っていました。
★縄文杉豆知識
・ジーパンだとパンツ濡れるから座れません。
しかし、カッパを上に履くと今度はムレます。
ここは微妙な所であります。
・尻に敷く防水のマットを持ってくと良いです。二度と行かないですが、もう一度行く時はきっとコレを持ってくと思います。
小休止でフランスパンをかじり水を飲み、再び進みます。まだまだ先は長いです。
最初の頃は細い木ばかりだったんですが、上に行くに連れて次第に太い木が目立ち始めます。
これは正に人間の仕業で、町から近い場所から太い木を切りまくった為に若い木しか無いのです。
悲しい事に樹齢1000年はありそうな木は無残にも切られて、切株だけになり、そこからまた新しい杉が生えています。これを二代杉と呼んでいます。
歩き始めて2時間ほど。
ついに巨大な杉に出会います。
「仁王杉(阿形)」です。
樹高:22.8m
胸高周囲:8.3m
推定樹齢:不明(多分2000年くらいかな)
標高:860m
堂々たる風格。
恐ろしく力強い。
▼大佐のブログが本になりました。

自己紹介
ブログ管理人:大佐

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2019/05/16(木) | エンターテイメント | トラックバック(0) | コメント(0)