1936年6月22日、考古学者ポール・コソック氏は歴史的な発見をしました。
あまりにもそれは巨大で、壮大で、優美で、ミステリアスなものを。
西暦525年頃、南米ペルー、ナスカ地方で通称「ナスカの地上絵」と呼ばれる、96メートル程のハチドリから285メートルもの巨大なフラミンゴといった巨大な地上絵が描かれました。
それは今でもどのようにして描かれた絵なのか、何故このような絵を描いたのかは謎に包まれています。
以前、僕はナスカ展を見に行って来ましたが(歴史好き)、地上絵だけでなく当時の宝飾品、生活用品を見まして、かなりのロマンと感動とともに、最後の方では博物館の電気の暗さに日頃の疲れがでてしまい、ソファーで爆睡しちゃいました。
そんなナスカの地上絵ですが、この間身近な所でナスカの地上絵を見てしまったんですよ。
ちょっと前に新人が入ってきましてね。
この子は言った事は守らず、仕事も覚えず、遅刻もするまさにパーフェクトな逸材でして、なかなか手を焼いていたんです。
僕はITの請負会社で働いているわけなんですけど、たまにその働いている現場に、僕が所属している会社の上司が来るんですよ。
で、僕らと現場の話などをするんでが、前からこの新人の悪い話をこの上司が聞いていたんです。
その日も朝からその上司が来てまして、なんとも間が悪く、その新人が1時間も遅刻してきちゃったわけなんです。
当然、その営業の上司に説教をくらったわけなんですけど、それでは終わらなく「明日の夕方仕事が終わったら本社へ来い」と、今度はさらに上の役員から呼び出しを食らっちゃったんです。
で、次の日その新人君が現場に現れまして、さすがの彼も恐怖に震えていたんです。
いやー、なかなかクレイジーだぜ!
とか思いながら今後の展開にワクワクしながら仕事をしていて、彼の背中をなにげなく見たんですね。
彼の背中に、
ナスカの地上絵が描かれていました。
いや、正確にはYシャツの下に描かれていたんですけど、普通は無地のシャツを着てくるわけじゃないですか。
でも彼はそのYシャツの下に物凄い柄のTシャツを着てて、そいつが透けてYシャツにデカデカとナスカの地上絵そっくりな絵が浮き出ていたんです。
ナスカの地上絵だ・・・。
とか言ってる場合じゃないですよ。
今日はこの後にさらに説教を食らいに本社に行くんですから。
こんなTシャツ着せて行かせたら、僕らまで怒られること間違いないです。
流石に「いや、君、Yシャツの下にその柄物Tシャツはダメでしょ!」
・・って注意したら彼が顔を上げましてね。
よく見たら、前にも二つのナスカの地上絵が描かれていました。
前もかい!!
結局彼は近くにあるドンキホーテに無地のTシャツを買いに行かされまして、その後本社まで行って、たっぷり説教を食らって来たのか、ナスカ展で見たミイラみたいな顔をして次の日来ました。
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2020/03/16(月) | エンターテイメント | トラックバック(0) | コメント(0)