店頭に徐々にトイレットペーパーやティッシュが並び始めましたね。
桜も開花して暖かくなりそうです。
コロナももう少しで終わるはずです。
元気出していきましょう。
東京には現在6700軒ほどカフェがあると言われています。
駅を降りれば、ドトールやらスターバックス、個人で経営しているカフェなんかもあるかと思います。
もっとも昨今では個人経営のカフェが生き抜くにはかなりハードルが高いようです。
僕の地元にはカフェと呼ばれる代物がなく、もちろんスターバックスなんていう高貴なカフェなんてありませんでした。
今もあるのかどうかは不明ですが、もしもスターバックスが当時出来ていたら地元民が殺到すると思います。
ですが、カフェというものは都会にあり、町並みを眺めながら木漏れ日の光で本を片手に飲むというのがやはりオシャレなわけです。
田舎の景観を眺めながら都会人の真似事をしても、やはりダサいのは隠し切れません。
都会だからこそ似合うカフェ。
僕自身はこれに尽きると思っています。
まあそんなことで僕はカフェというオシャレな場所へ東京に来るまで一度も行ったことがありませんでした。
そんなある日、就職の面談で僕は東京へ行きまして、若干早く来すぎたせいもあることから人生初のカフェへ入ることになったのです。
就職前で緊張をしていましたが、やはりカフェで本を読みながら優雅にコーヒーを飲んでいる自分を演出してみたい。
田舎出身者にとってはこのコーヒースタイルはやはり憧れです。
入ったカフェはうっかりスターバックスでした。
スターバックスといえばカフェの王様。
キャラメルフラペチーノとかいう泡立った正体不明のコーヒーから、生クリームをたっぷり乗せたコーヒーフロートみたいなよくわからない多くのメニューが並びます。
客層もカフェを極めんとする猛者ばかり。
オシャレ・オン・ザ・オシャレなカフェに田舎出身でカフェ初心者が足を踏み入れたのです。
「いらっしゃいませ~」
元気で明るい女性の声が僕を一瞬ひるませます。
おまけに「メニュー表をどうぞ」なんて言ってメニューなんか持って来られますからね。
まさか僕の事が好きになったんじゃなかろうか?
そんな勘違いをしてもおかしくありません。
落ち着くんだ。
ここでカフェ初心者とバレてしまってはいけない。
田舎出身だとも思われてはならない。
妙なプライドも邪魔をします。
さて、震える手でメニューを広げましたが、なにがなんやらさっぱりわからない。
たぶんおじいちゃんやおばあちゃあんの心境と一緒だと思うんです。
(コーヒーはどれなんだ??)
僕はコーヒーとは普通のブラックコーヒーしか思い浮かばなかったのです。
しかしここにはわけのわからない名前のメニューが並んでいます。
(コーヒーはコーヒーと書いてあるだけではないのか・・?)
平静を装いながらも動揺する僕にレジの順番が回ってきます。
どれを頼んだら良いのか?
というか、どれを頼んだら正解なのか?
見当もつかないまま、僕は注文をする事となりました。
もうこの際何でもいい。
そんな中、あるものが目に止まりました。
エスプレッソ・・?
エスプレッソはCMかなんかで聞いた事があるような単語です。そして何より名前がカッコいいです。
都会人はこういう名前を好んで飲むに違いない。
「よし君に決めた!出て来いエスプレッソ!」
出てきたのはものすごく小さなマグカップに茶色い液体が入った飲み物でした。
むしろマグカップが小さ過ぎて、これは飲み物なのかと疑ったほどです。
都会人の皆さんはもうエスプレッソなんて知ってますね。
小さいカップにやたら濃くて少量しか入っていない、確かチョコレートなんかと一緒に食べながら飲む、コーヒーとしては上級者向けのコーヒーです。
待って。なんだコレ・・・。
他の客はなんか人間サイズのコーヒーを片手に飲んでますが、僕に出されたのはどう見ても人間サイズではなくコビトサイズ。
これは・・・
どう処理すればいいんだ・・・。
今までこんなサイズのコーヒー見たことありませんからね、もう大パニックですよ。
大きさを間違えたのか?
スモールサイズを頼んだ?
にしてもスモール過ぎないか!?
まさか、店員も僕がカフェ初心者だと思って、わざとこんなサイズに・・・??
あ!わかった、これはコーヒーに入れるクリームみたいなもので、実は人間サイズのコーヒーが後からくるんだ!
そんな風に思って待っていたんですけど、当然人間サイズのコーヒーは一向に運ばれて来ませんでした。
周りの目を気にしながらコーヒー上級者な顔してチビチビ飲んだコーヒーはとても苦く、文字通りコーヒーで苦い経験するなんて初めての事なのでした。
スポンサーリンク
桜も開花して暖かくなりそうです。
コロナももう少しで終わるはずです。
元気出していきましょう。
東京には現在6700軒ほどカフェがあると言われています。
駅を降りれば、ドトールやらスターバックス、個人で経営しているカフェなんかもあるかと思います。
もっとも昨今では個人経営のカフェが生き抜くにはかなりハードルが高いようです。
僕の地元にはカフェと呼ばれる代物がなく、もちろんスターバックスなんていう高貴なカフェなんてありませんでした。
今もあるのかどうかは不明ですが、もしもスターバックスが当時出来ていたら地元民が殺到すると思います。
ですが、カフェというものは都会にあり、町並みを眺めながら木漏れ日の光で本を片手に飲むというのがやはりオシャレなわけです。
田舎の景観を眺めながら都会人の真似事をしても、やはりダサいのは隠し切れません。
都会だからこそ似合うカフェ。
僕自身はこれに尽きると思っています。
まあそんなことで僕はカフェというオシャレな場所へ東京に来るまで一度も行ったことがありませんでした。
そんなある日、就職の面談で僕は東京へ行きまして、若干早く来すぎたせいもあることから人生初のカフェへ入ることになったのです。
就職前で緊張をしていましたが、やはりカフェで本を読みながら優雅にコーヒーを飲んでいる自分を演出してみたい。
田舎出身者にとってはこのコーヒースタイルはやはり憧れです。
入ったカフェはうっかりスターバックスでした。
スターバックスといえばカフェの王様。
キャラメルフラペチーノとかいう泡立った正体不明のコーヒーから、生クリームをたっぷり乗せたコーヒーフロートみたいなよくわからない多くのメニューが並びます。
客層もカフェを極めんとする猛者ばかり。
オシャレ・オン・ザ・オシャレなカフェに田舎出身でカフェ初心者が足を踏み入れたのです。
「いらっしゃいませ~」
元気で明るい女性の声が僕を一瞬ひるませます。
おまけに「メニュー表をどうぞ」なんて言ってメニューなんか持って来られますからね。
まさか僕の事が好きになったんじゃなかろうか?
そんな勘違いをしてもおかしくありません。
落ち着くんだ。
ここでカフェ初心者とバレてしまってはいけない。
田舎出身だとも思われてはならない。
妙なプライドも邪魔をします。
さて、震える手でメニューを広げましたが、なにがなんやらさっぱりわからない。
たぶんおじいちゃんやおばあちゃあんの心境と一緒だと思うんです。
(コーヒーはどれなんだ??)
僕はコーヒーとは普通のブラックコーヒーしか思い浮かばなかったのです。
しかしここにはわけのわからない名前のメニューが並んでいます。
(コーヒーはコーヒーと書いてあるだけではないのか・・?)
平静を装いながらも動揺する僕にレジの順番が回ってきます。
どれを頼んだら良いのか?
というか、どれを頼んだら正解なのか?
見当もつかないまま、僕は注文をする事となりました。
もうこの際何でもいい。
そんな中、あるものが目に止まりました。
エスプレッソ・・?
エスプレッソはCMかなんかで聞いた事があるような単語です。そして何より名前がカッコいいです。
都会人はこういう名前を好んで飲むに違いない。
「よし君に決めた!出て来いエスプレッソ!」
出てきたのはものすごく小さなマグカップに茶色い液体が入った飲み物でした。
むしろマグカップが小さ過ぎて、これは飲み物なのかと疑ったほどです。
都会人の皆さんはもうエスプレッソなんて知ってますね。
小さいカップにやたら濃くて少量しか入っていない、確かチョコレートなんかと一緒に食べながら飲む、コーヒーとしては上級者向けのコーヒーです。
待って。なんだコレ・・・。
他の客はなんか人間サイズのコーヒーを片手に飲んでますが、僕に出されたのはどう見ても人間サイズではなくコビトサイズ。
これは・・・
どう処理すればいいんだ・・・。
今までこんなサイズのコーヒー見たことありませんからね、もう大パニックですよ。
大きさを間違えたのか?
スモールサイズを頼んだ?
にしてもスモール過ぎないか!?
まさか、店員も僕がカフェ初心者だと思って、わざとこんなサイズに・・・??
あ!わかった、これはコーヒーに入れるクリームみたいなもので、実は人間サイズのコーヒーが後からくるんだ!
そんな風に思って待っていたんですけど、当然人間サイズのコーヒーは一向に運ばれて来ませんでした。
周りの目を気にしながらコーヒー上級者な顔してチビチビ飲んだコーヒーはとても苦く、文字通りコーヒーで苦い経験するなんて初めての事なのでした。
▼大佐のブログが本になりました。

自己紹介
ブログ管理人:大佐

趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 広告主募集中!▶︎こちらからご連絡をお願い致します。
2020/03/17(火) | エンターテイメント | トラックバック(0) | コメント(0)