新型コロナウイルス感染拡大により、様々な補助金や助成金が出ております。今回はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。
助成金とは国や地方公共団体から支出される返済不要のお金です。助成金は条件さえ当てはまれば誰でも受けられます。
補助金の場合は予算が組まれており、その範囲内で補助を受けられます。ですから早い者勝ちになったり、抽選という形になったりします。
基本的には助成金より補助金の方が種類があり、金額が大きい場合が多いですね。
今回のコロナウイルスでは中小企業への支援が主とされております。
◾️小学校等の臨時休業による保護者の休暇取得を支援する助成金
【期間】2月27日〜3月31日まで
これは新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ為に小学校などが臨時休業した場合、面倒を見なくてはいけなくなる親御さんを支援する為のものです。
ですから有給が残っていても残っていなくても、この助成金を企業が活用する事で保護者の希望によってお休みをさせてあげる事ができるのです。
【条件】
・小学校等(小学校・小学校課程の義務教育学校、特別支援学校、放課後児童クラブ、保育園、幼稚園)で臨時休校となった子供がいる。
・新型コロナウイルスに感染した又は感染の疑いがある子がいる。
※その他は労働局の助成金相談窓口で相談にのってくれます。
【支給額】
1日1人あたり上限は8330円(大企業・中小企業で共通)※人によって支払われる金額が違います。
フリーランスは1日1人あたり上限は4100円
◾️雇用調整助成金
【期間】休業などの措置をした日が1月24日~7月23日の間
雇用調整助成金は経済上の理由により事業活動を縮小せざるおえない事業者が従業員を休業させたり、一時的な出向などの雇用調整をする事によって解雇せずに維持した場合支払われる助成金です。
以前からあるものですが、新型コロナウイルスの感染を受けて支払う条件が緩和されました。
【条件】
・昨年の同時期、1ヵ月と比べて売り上げなどの指標となるものが10%以上下がっていること。
・従業員を解雇せずに出向や教育訓練などで維持していること。
※その他は労働局の助成金相談窓口で相談にのってくれます。
【支給額】
1日1人あたり上限は8330円
(大企業・中小企業で変わります。)
教育訓練をすると+1200円
◾️時間外労働等改善助成金(テレワークコース・職場意識改善特例コース)
【期間】2月17日〜5月31日の間で行った企業
これは新型コロナウイルス対策としてテレワークを新規や試験的に導入した企業、また就業規則や労使協定(会社と従業員の間で結ぶ約束事)の作成・変更をした場合に助成金が支払われます。
【条件】
・テレワーク用の通信機器(タブレットとかリモートのパソコンとか)を導入して1人以上行った企業
・就業規則や労使協定を作成したり変更したりした企業
・中小企業であること
※その他はテレワークセンターにて相談にのってくれます。
【支給額】
1企業あたり100万円が上限
今回のコロナウイルスではこの様な形で助成金を受けれる様になりましたが、私達が困らない様な対策をもっとして欲しいですね。
これが今回のニュースです。
▼大佐のブログが本になりました。

自己紹介
ブログ管理人:大佐

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2020/03/23(月) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(1)