政府が新型コロナの感染症法上の位置づけをこの春にも「5類」に引き下げる方針を決定します。
今回はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。
長いこと苦しめられているコロナですが、今の感染状況(2023年1月)のグラフを見てみましょう。

ちょっと前は増えていましたが、少しずつ減ってきているようですね。
飲食店はコロナ感染対策をしながら通常に戻ってきて、以前はネットやテレビで今日の感染者という事で頻繁に報道されていましたが、今は大々的には報道していませんね。
「いやダメだ!また広がる!」
「いやもういいでしょ」
と、考えは様々だとは思いますが、政府の方針としましては緩和していくようです。
この感染症法というのは正しくは「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」といいます。
1999年4月1日より施行されて、感染症の予防や医療をどのようにしていくか、また人権や患者さんへの配慮を行いながら対策をしていくという法律ですね。
何度か改正されながら現在に至っています。
感染症法では、症状の重さや感染力などで、感染症を1類~5類の5種、指定感染症、新感染症、新型インフルエンザ等感染症の合計8種類に分類しています。
せっかくなのでどのような分類に分けているか見てみましょう。

新型コロナは現在、2類に位置づけられています。
これがこの春にも、季節性のインフルエンザと同じ5類に引き下げる方針というわけです。
「5類」に移行した場合ですと、空港での検査などが見直しされたり、医療費やワクチン接種費用などの公費負担も徐々に減ってきます。(当面は公費負担を継続して、少しずつ縮小する考えです。)
これが今回のニュースですね。
▼大佐のブログが本になりました。

自己紹介
ブログ管理人:大佐

趣味は家の掃除からバイクまで幅広く。 当ブログの更新や若い方中心にニュースをわかりやすく解説しています。 広告主募集中!▶︎こちらからご連絡をお願い致します。
2023/01/21(土) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)