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サバクトビバッタって何?わかりやすく解説して下さい

アフリカ東部を中心にサバクトビバッタが大量に発生し、前例のない脅威をもたらすと警告がありました。

今回はこのニュースをわかりやすく解説して行きたいと思います。

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サバクトビバッタは日本のトノサマバッタの様な形をしております。トノサマバッタよりは少し小さい個体です。

寿命は3ヵ月ぐらいで、卵は2週間で孵化して2ヵ月くらいで大人になります。中東アジアやアフリカ、インドに分布しています。

昆虫は食べられない様に極力目立たない色をしているのがほとんどです。これを「保護色」と言います。

体に毒があり、あえて鮮やかないろをして危険だとアピールする色を「警告色」、葉っぱや茎に化けたりするのを「擬態」と言います。

バッタの場合は保護色ですよね。
ですが、サバクトビバッタの場合は不思議な生態をしており、緑色だけとは限りません。

基本的にバッタは単独で暮らします。
野原に行っても群れになっている所はほとんど見ないと思います。

サバクトビバッタもこのように単独で暮らしていて、緑色(背景が枯れ草だったりすると茶色だったりもします。)で大人しい普通のバッタです。

この時のサバクトビバッタは「孤独相」と呼ばれる状態で、生息密度が低い時はこの様な目立たない色でひっそり暮らしているのです。

しかし、爆発的にバッタが発生すると、色が黒色に変化したサバクトビバッタが生まれてくるのです。

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そして成虫になると黄色と黒の派手な色に変色してしまいます。この状態を「群生相」と呼び、群れになって行動します。

卵も変化します。

孤独相の時は50〜100個程を生みますが、卵の大きさが小さいです。一方、群生相の時は卵の数が少ないですが、卵が大きいのです。

爆発的に繁殖したサバクトビバッタは1日に100キロ以上移動する事もあり、全てを食い荒らした後に移動します。

時には風にのって海抜2000メートル上空にも飛ぶと言われ、いなくなった後はペンペン草さえも生えていない状態になってしまいます。

なんでこの様に急にスイッチが入り爆発的に増えるのでしょうか?

はっきりとはわかっていませんが、物理的に接触したり、視覚で大量のバッタを視認した事で変化すると言われています。

今回のバッタの数は過去最高と言われており、アフリカ東部を中心に爆発的に増えています。

その数は数億匹と言われており、6月には500倍に膨れ上がる可能性があります。

ケニアでは5億4000万円がバッタの駆除に政府から投入され、国連食糧農業機関(FAO)が警告を行なっています。

国連食糧農業機関は国連の専門機関で、飢餓の撲滅と食糧の生産、分配の改善を行なっている所です。

今後も監視を強化して、多くの国から援助を求めて行く予定です。

これが今回のニュースですね。
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ブログ管理人:大佐
大佐
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2020/02/04(火) | 時事のお話 | トラックバック(0) | コメント(0)

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